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皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)の商品レビュー クリスティも脱帽のトリックとは。
本書作品紹介によれば、 そう思いこみで人も殺せるさ
カーの作品群の中でも異彩を放つ一冊だが、それにしても良くも悪くもこの単純な筋立て且つ カーならこれが最高
ディクスン・カーの最高傑作といえば、本書か「火刑法廷」かを選ぶ人が多いと思うが、本書は紛れもなくカーの最高傑作と言えよう。 カーの最高傑作!
本書にはおなじみのフェル博士も(カーター・ディクスン名義の作品に登場する)HM卿も登場しないし、カーお得意の密室などの不可能トリックもオカルト的な雰囲気もない。にも関わらず、本書はカーの最高傑作である。それはちょうど、ポアロもマープルも登場しない『そして誰もいなくなった』がクリスティーの最高傑作であるのと同じようにである。(作品のタイプはまったく異なるが) 古畑任三郎好きなら、楽しめると思います
テンポのよいリズミカルな会話文から始まり、物語にスッと入り込むことが出来た。そして完璧に騙されてしまった。何が良いってトリックに気付きそうで気付かないということ。犯人の意図した通りにことが運び、運ばなかったという必然と偶然が重なったからこそ完成されたトリックでもあるのだが・・・。ただこのスレスレ感が激しいから、騙された。物語を客観的に見られる読者という立場にありながら、この物語に登場するある人物と同じ誤解をしてしまっていた。この人物が騙されていたことに気付かされる瞬間に、多くの読者も気付かされることだろう。ある一つの事柄の矛盾から犯人を追い詰めていくという謎解きは、古畑VSさんまのお話のようでもあります。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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