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死体をどうぞ (創元推理文庫)の商品レビュー アリバイがすべて…?
二転三転する推理に読み手も戸惑いますが、アリバイ崩しあり、暗号ありと読む愉しみ盛り沢山。「これは怪しい…」と疑いつつ読みながらも結局は予想がはずれてセイヤーズに完敗。ピーターとハリエットの軽快なやりとりも楽しめるので「毒を食らわば」の後の必見の一冊。 推理小説というより、物語色が強い?
かなり長めのこの小説も、他のセイヤーズの作品と同じく、犯罪のプロットそのものよりもストーリーの語りが魅力。宣伝文句にある通り、確かに遊び心があちこちに見られる。特に、ピーター卿とハリエットのやりとりなどは、古き良きハリウッド映画の脚本のよう。ボルシェビキやロマノフ王朝など、いかにもフィクション風の要素が出てくるかと思えば、その処理の仕方にはセイヤーズらしく、ひとひねり加えてある。長いかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて、セイヤーズの語り口を少しでも多く味わいたい人には全然苦ではないと思います。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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