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春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)の商品レビュー 小市民。
「自分は賢くてお前ら小市民より優秀だけどわざわざお前らのレベルまで落としてやるよ、自分は賢いからそれも苦労するよ」みたいな主人公二人にイラついてしょうがない。ミステリ的にも弱いし、続編も買ったが…読みたくない。 かわいく、こにくらしく、さりげない
平凡な小市民を目指す高校生・小鳩君と小佐内さんの 空いた時間に デザートでも食べながらどうぞ
【良かった点】 次に期待する
気軽に読めるミステリ。まずなによりいいのは、人が殺されない。同級生のポシェットが盗まれた理由は?シンクを濡らさず(洗いものをせず)ホットココアを3杯作る方法は?テスト中にロッカーから栄養ドリンクのビンが落ちて割れたのはなぜか?などなど、「事件」とはいえないようなちょっとした謎、でも少し頭をひねらないと簡単には答えが出ないようなできごとを小鳩くんと小山内さんが解いていきます。とはいっても、二人は積極的に事件にかかわりたいのではなく、むしろ目立つようなことは避け、徹底的に「小市民」をめざそうと心にに強く誓っているのです。二人の過去は、ここではあまり語られてはいませんが、過去を忘れ、自分を変えたいという思いからあえて目立たないようにしているようです。 タイトルに惹かれた〜
ジャケ買いならぬタイトル買い。これが当たりでした。語り口はライトノベル風なのだけど、推理は本格的。殺人事件は起きませんが、日常の些細なナゾを説き明かすミステリーなので、他の推理小説にあるような浮世離れ感がなく、すんなり読めます。この種の作品はとくにキャラ設定が重要だと思いますが、これもうまい。高校生の男女なのに恋愛関係ではないのです。現代の人間関係ならこれもありかな〜とニヤリ☆ホームズ役の主人公の男子の、ナゾ解きをする心理も笑えます。からまった毛糸玉を見ると、誰がからませたのか、どうやってからまったのか調べずにはいられないのに、ある目標を目指しているために、調べてはいけないと自制し煩悶するのです。そのあたりのアンビバレンツが、ちょっとせつなさも感じさせる、良質な青春ミステリーであります。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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