ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
「崖の館」に続く、佐々木丸美、館三部作の二作目 前作でいとこを三人亡くした館に、財産目録作成のため四人の鑑定家が招かれた。だが現れたのは五人。 聖書を抱きしめて現れた少女、書き置きを残して密室で命を落とした鑑定家。 不可思議な謎の結末は。 読んでいる途中、心が痛かった。探偵小説的な部分ではないところに。 主人公にとっての心の変化は、他のある人物にとって、非常に残酷に思えたので。そのため、この小説内のリアルを感じることが出来たのですが。 探偵小説的な部分では終盤、江戸川乱歩のある短編をヒネリを加えて出してあるように感じました。 この作品ならではの設定だなと思いました。
かなり哲学的な事を書いてありますし、決して簡単な言葉に置き換えている訳ではないのですが、 すんなりこの世界に入り込む事が出来る絶妙の文章です。他では到底味わえない「気持ちいい」 とすら感じてしまう読書経験を得ることが出来る本です。 難点を挙げるのならば、前作『崖の館』を読んでいないと、今作でメインになっていないキャラ クターの言動がよく判らない事でしょうか。深刻ではありませんが多少のネタバレもあるので これから読まれる方は是非前作から読んで欲しいと思います。
『館』三部作の二作目に当たる本書。 一作目の『崖の館』を読んだ時と同じく、 ふと気付いたら、独特の世界に入り込んでいた。 涼子の心の動きにも切なさを感じながら、 懐かしく自分自身の青春を振り返させられたり。。。 今作は一段と精神世界・心理学などへの深い描写が多く、 色々なことを考えさせられた。 館、海、波、ロマンス、そしてミステリー。 どっぷりと佐々木先生の世界に浸かってしまいました。 (その心地好いこと!)