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円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋
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円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋の商品レビュー
この人の本が一番、なぜなら円安による景気なので。
これからの日本はごみ処理の問題を真剣に考えるべきであると思います。
そしてこの人の書く本が一番わかりやすく一番現実を示していると思います。
はやく次の本を出してほしいです。
処方箋書いてあるじゃん
日経新聞の書評を見て購入。日本経済は、いつも世界経済、いや米国経済の影響を受けて右往左往してるが、今回の回復はそれが吉と出たということか。世界経済の鳥瞰図が読み取れて興味深かったが、日本が自立するための政策の処方箋として、名目成長率の底上げ、そして、そのためのインフレターゲット設定が指摘されており興味深い。インフレターゲットって、そんな政策だったのか・・・でも、処方箋ちゃんと書いてあるではないか。
日本経済をすっきりとさせない「強い円」へのこだわり
依然はっきりとは出口が見えないデフレの真因について,長期的な円高期待が金融緩和政策を阻害していること(円の足枷)に求める著です. 「円の足枷」の形成とその影響について国際金融の新秩序との関連そして歴史的事実から検証してゆきます.
注目すべきは,円安による輸出拡大効果等といった単なる短期的現象ではなく,円高の長期的トレンドへの期待が金利を通じて期待インフレ・デフレ率に影響及ぼしていることを強調している点でしょう.この観点からデフレ脱却には当局がそのための対応策を取り続けることを市場に明確にアピールする「政策レジーム」転換が必要なこと,'03-'06に日銀が行った量的緩和政策は米国のグローバル・リフレ策に対応するべく円高リスク回避のため財務省が行った為替介入にやむを得ず追随したものに過ぎずレジーム転換とはとてもいえないとする結論が導き出されるのです.また米国の巨大な経常赤字を中国や産油国がファイナンスし,低金利と高成長を支え続ける「新ブレズンウッド体制」を概観した章では,日本の量的緩和策がそれらの国々のマネー同様成長の重要な”エンジン”へと既になっている事実が明らかにされています.
「円の足枷」の形成要因を歴史的事実から見てゆく章では,かつてあった米国政府からする経常黒字減らしのための円高誘導要請ではなく,日本の当局者達の「強い円」へのこだわりが真因とされます.WW1後の列強指導者の金本位制や大恐慌後の米FRBの反リフレ金融策へのこだわりが対照されており説得感があります.名目成長率4%以上をターゲットとする政策を推奨する結論には賛否両論あるところでしょうが,為替・金利・財政赤字・物価等を一人の論者が一体的に論じているところにこの本の妙味があるといえ,著者も仰る様に格好の議論の叩き台を提供していると言えましょう.おすすめ.
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