今までになかった解説書…だと思う。
よく載っている、イタリック体やアンシャル体以外の書体が知りたくて手にしました。
書体の歴史的背景、レイアウトの基本なども記載されています。
各書体について見開き1頁ずつで、アルファベット表、知っておきたいポイント、書き方の基本が解説されています。
100種類も載っているので、自分の好きな系統の書体が見つかると思います。リングノートのようになっているので、開いた頁が閉じてしまうことがなく、見やすいです。
表紙は厚く、カバーも付いていて、装丁はしっかりしています。
ただ、カリグラフィーを全くやったことのない人には使いにくいかもしれません。
理由には、準備の説明が細かすぎで、気軽に始められない、
見本のアルファベットにガイドラインが引かれていないので、文字の高さがわかりにくい、
ペン先の種類、太さなどの説明が少ない、
載っている書体が多すぎて、どれを基本に始めたらよいかわからない、
作品への応用例が載っていない、などが挙げられます。
ちなみに、解説の文字は小さくて、少々読みにくいです。
小田原真喜子さん監修の本には、もっと簡単に、わかりやすく書かれているものがたくさんあるので、先にそちらを参考にした方が良いです。
ある程度、カリグラフィーをやっている人、兎に角多くの書体に触れたい人にはお薦めです。