熱いおっさんだ
1990年の世界情勢を伝説の投資家ジム・ロジャーズの視点から解説。鋭い観点で国を観察。通貨の価値、資本主義、社会主義、共産主義がその国へもたらす影響等、経済を学ぶには良い本。バイクで旅をする辛さも学べる。 期待していた内容とは大分違っていたが、とても勉強になった。ジム・ロジャーズといえばクオンタム・ファンド。ジョージ・ソロスと共に10年で3365%の驚異的な数字を残したファンドマネージャー。そんな人がバイクで世界一周旅行?旅をしたいnigaとしては興味をそそられてしまう。旅の内容というよりも国の分析が主で楽しい旅行記は付属といった感じだ。しかし、大投資家がいかに投資の対象を探すかは読めばわかる。読んでいて何故驚異的な成績を残してきたのかが嫌でもわかる。投資をする人は一度読んだほうが良い。個人的には旅のエピソードをもっとのせて欲しかった。それにしても行動力のある熱いおっさんだ。
家に閉じこもりすぎたら読むべし!旅行に行く前に読むべし!投資家とはどうあるべき忘れたら読むべし!熱くなりたかったら読むべし!
残念!
脱字の多い本(私が読んだのは1版3刷)だなあと思ってあとがきまで読み進むと、なんと英語版から章が7つも落ちていたのでした。 そればかりではなく、「著者の本領である投資についての考え方や手法が現れているところに重点を置くことにしたため、訳出した章でも、同行者であるタバサとの口喧嘩や仲直りといったやりとりや、オートバイによるツーリングの記述については割愛した部分がある」(訳者あとがきより)とのこと。
そのため紀行本としては物足りなさを感じざるを得ません。省かれた国のことも気になります。
著者のキラリと光る着眼に深くうなずきつつ、ああ残念、と思ってしまうのであります。