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ゲーム理論で勝つ経営 競争と協調のコーペティション戦略 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)

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ゲーム理論で勝つ経営 競争と協調のコーペティション戦略 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)の商品レビュー

5.0 内容も充実。読み物としても面白い
ゲーム理論とタイトルにあるが、ゲーム理論を知らなくても十分に理解できる。

実際のビジネスの現場に、ゲーム理論の考え方を落とし込んで、戦略に役立てるのかを教えてくれる。

経営戦略には、相手の動きも考慮に入れることの必要性を説いており、内容が凄く充実している。

敵(ライバル)と協調したほうがいい場合や、競争したほうがいい場合など、
多くの事例にも触れてあり、読み物としても面白い。
5.0 経営者の必読の書
競合との業務提携などに見られるように
「敵」「味方」はっきり分かれるほど
世の中単純ではない。

そのような複雑な関係が日々変化している
現代では、単なる競争戦略論を
学ぶだけでは不十分である。
むしろ、本書のようなゲーム理論の
考え方の方がずっと有効である。

こむずかしい競争戦略論について
勉強するくらいなら、
本書をぜひ読んで欲しい。
4.0 「ビューティフルマインド」で考える企業経営
本書は、最近認知が増してきた「ゲーム理論」の火付け役とも言える『戦略的思考とは何か』(TBSブリタニカ)の著者であるネイルバフ氏による企業戦略論です。
 本書の優れている点は、私学文系には難解な(経済学、数理上の)ゲーム理論を、企業行動に落とし込んで検証することで、ゲーム理論が意思決定において非常に有効な判断基準、判別関数となり得ることを教示してくれることではないでしょうか? 特に、合従連衡が現実的な企業行動の選択肢となり、誰が継続的なパートナー足りえるのか?、相手と当方の夫々の利得は何か? を検討する機会が増加する不確実な環境では、有効な判断概念になると思います。
 実際、ゲーム理論の出自は、映画「ビューティフル・マインド」にも見られるような難解さがあるのでしょうが、合理的な判断を怠り前例主義のみで判断してきた多くのビジネスパーソンにとっても、比較的とっつきやすいゲーム理論本だと思います。
5.0 経営を考える上でのゲーム理論の定番
「コーペティション経営」の文庫版。単行本は入手困難になったが、文庫版として入手しやすくなった。名著の古典入りということか。

 ビジネス書に書かれている通常のゲーム理論の枠組から離れて、競争相手との競争という側面だけではなく、協調という側面を取り入れたフレームワークを提示している。通常の経営戦略論では、この視点がない。具体的事例も豊富で、ついつい引き込まれていく魅力があります。

 KSFが何かを考える場合のヒントも豊富です。訳出も特に問題がないと思います。モジュール化・プラットフォーム化の動きの中で、アライアンスを考える場合有益なヒントがあると思います。例えば、ポーターが競争の戦略の中で、エマージングマーケットでパイオニアが負担しなければならない業界立上げ費用が必要になることを指摘していますが、この立上げ費用をうまく分担する方法としてコーペティションがあると感じました。
 ビジネス書として売られているゲーム理論の本を読み終わった後でも、読む前でも新鮮さがあると思います。お薦めします。

4.0 ビジネスというゲームを生き抜くために
スポーツとはゲームである。そしてビジネスもまたゲームである。しかし同じゲームではない。スポーツは、決められたルールの中で行われる。野球であれば、必ず1チーム9人で行われ、規格どおりのバットとボールが使われる。私たちが変えられるのは、作戦と選手の能力だけである。一方でビジネスとは、最低限のルールしか存在しない自由なゲームである。法律に違反しない限り、プレイヤーの数を増やすこともできれば、使用する道具(商品)を変えることもできる。つまり、ゲーム自体を自由に変えることができるのである。

本書が伝えているのは「ビジネスをゲームと見立て、自社に有利になるようにゲームをデザインする方法」である。そこでは、競争と協調という2つの要素が重要な意味を持つ。たとえば、どちらかが負けることになる野球では、両チームが協力し合うことはない。しかしビジネスというゲームでは、双方が勝者になることもある。そのため、競争だけではなく、協調するという選択肢が存在する。競争によるリスクを軽減する目的で行われる、ライバルメーカーへの製品のOEM供給などは典型的な例である。

「常に競争と協調を同時に考えているか」「自社を取り巻く相互依存関係をすべて把握し、ゲーム自体を変えるという考えを持っているか」と問い掛けることは非常に重要である。

本書における豊富な実例の解釈から「定石」を学ぶことで、ゲーム理論をビジネスへ活用する道が見えてくるであろう。

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