良書です。長く発売されている理由が分かりました。
「Linuxを個人の学習用に使ってみたいが、インストール後に、どこから手をつけていいか分からない。」そんな方に最適な本です。日本人著者による他のLinux入門書が短命なものばかりの中で、長く使えそうな1冊です。
内容的には、「MS-DOSの頃、マニュアルや、市販の本を数冊、後は人に聞いて集めた情報でマシンを使っていた」頃を思い出しました。それが1冊に整理されLinux版になった、、そんな感じです。「何か、まとまった仕事ができるようになるための本」ではありませんが、「CUIインターフェースでの操作はサッパリだめ、最初の1歩がわからない」ということがなくなると思います。
かなり情報が詰め込まれた本ですが、記述のパターンをつかめれば、意外に楽に読めます。コマンドとかも頭に残ります。「…についてはXXページを参照」と辞書的な読み方にもかなり配慮されています。
2000年初版の本ですが、この手の本としては、かなり長い期間、何刷も重ねて発売されてきた理由が分かりました。ぜひ、現在発売中の、同じ著者による続編も読んでみたいと思います。
入門向きの一冊です
この本は、「Linuxって何?」という人には難しいですが、Linuxを一度でも触ったことがあり、コマンドやviも少しはわかる、ぐらいの初心者であれば持っていて損はないと思います。
それ以上のレベルの人でも一通り網羅してあるので、教科書的に、あるいは復習の意味で持つのもいいかと思います。私はもっと突っ込んで知りたいところ、意味がわからないところを重点的につまみ読みしましたが、ただの解説に留まらず、しくみから使い方から紛らわしいところまで実務的なことも含め解説してあるのでとても読みやすく、理解が深まりました。
改版を望みます。