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夜回り先生としておなじみの水谷氏が、沖縄タイムスという新聞紙上で子供向けに送ったメッセージをまとめた本。 子どもに直接語りかける口調、内容なのでとても平易に筆者のメッセージ、考えのエッセンスがしめされていると思った。 これまでの本のように、子ども達を襲った悲しい事例については、あまり言及されていない。 おそらく子ども向けということで、あまりに具体的で怖い内容の話は避けたのでしょう。 それだけに逆に心落ち着けた読書ができて、先生の考えも心にすっと入ってくるように感じた。 自分の子どもの教育にも、参考にしたい考え方が沢山あり、また読み返そうと思った。 子どもが成長したら、本人にも読んでもらいたいと思った。
この本について、僕が思う限りのことを残します。気になっている方へ、参考になればと、思います。 まず、文字が大きく、難しい言葉を使わずにわかりやく、中学生の語彙のレベルでも十分に理解できる内容です。 それは本として、とても大切な事だと思います。誰かに何かを伝える為に言葉として書き残す。 それを本にする。その時、この水谷修さんは、とても読み手側のことを考えて文を、言葉を選んでいる。 子供達への想い、を僕は枚ページ読むたびに感じました。 また、説得力の面でも、すごく力強い。僕は現在24歳になります。 その僕が高校生の時、水谷修さんは僕の通う高校に講演しにいらっしゃいました。 その時にもエネルギーを感じました。この本は、更に水谷修さんの「優しさ」が込められていると僕は感じます。 なぜならば、その講演内容は「夜回り先生」でも同じみの過去の話について。だったのです。 ですが、この本は、「夜回り先生」や、僕の受けた講演から、時間を置いて、 あれから数年さらに活動し続けた、水谷修さんの年輪を感じます。 言葉のリズム、色、かたち、すごく易しい文体で優しい内容です。 この本は水谷修さんの、経歴。では、ありません。 水谷修さんからの手紙、そう思えます。 是非、その手紙の内容を読んでみてください。 子供も、大人も、自分を子供だと思う大人も、自分を大人だと思う子供も
あおぞらの星、本当にあるでしょうか? 大人になった私は今、あると答えられます。でも学生時代を振り返ると、ものごとの一部分だけを見て判断して、そのときは世の中の大人なんか信用できなかった気がします。 水谷先生はこの本の中で、ちょっと見方を変えたり、困った人をほんの少し手助けすることで世の中の見え方が変わってくるんだよと繰り返し訴えておられます。 私が子どもに同じことを言ってもなかなか納得してもらえませんが、この本にちりばめられた沢山のたとえ話が秀逸で(真っ暗な部屋を懐中電灯で照らして最初に見えたものがナイフだったらそこは怖い場所だと考える? 横に動かして冷蔵庫が見えたら?など)、きっと子どもたちも読んだらすんなり腑に落ちて動きだすきっかけになってくれるのではないかと思います。多くの子どもたちに読んでほしい本ですね。