「目からウロコ」だった本です。
以前、週間ヤングサンデーに連載されていた「おかわり飯蔵」という
マンガの原作者が同書の作者です。
正直、マンガの方はどうでも良い内容でしたが、題材として取り上げている
材料費も手間もかからずに経済的でかつおいしい料理を作って食べようというコンセプトが
「たまに」参考になるマンガでした。作者は料亭の子息として育ったそうです。が、むやみに材料費に金を掛けることが好きではなく、
しかし、おいしいものしか食べたくない、という性分であると自己紹介しています。
しかも彼の提唱するメッセージはひとりひとつき9000円で食生活。
会社勤めをしながらでは9000円というのはありえない金額ですから、具体的な数字は
まあ良いとして、魚柄氏が書の中で紹介している食材(乾物や調味料など、彼がリサイクル食材と呼ぶゴミとなってしまいかねない食材まで)の活用法、それだけならまだしも普通の節約法っぽいガイドブックにでも載っているのでしょうが、
如何においしい物を作るか?ということに最大限の心血を注いでいるところがすごい。
しかも料理経験そこそこ豊富な私からみても、間違いなく旨い、はずのレシピなのです。
ほんと、この本で紹介しているノウハウをひとつひとつここで紹介するわけにはいきませんが、
料理をするのが好きで、物の整理や工夫をすることが好きな人は是非に手にとって見てはいかがでしょう。
何も高級な食材を使わなくても、異様に手間を掛けなくてもちょっとした料亭並みのだしを取ることくらいは
その気があれば簡単にできるもんです。
僕も、そのくらいは「そうだろう」と思っていましたが、上手には遥かに上手がいました。
ほんと「目からウロコ」でした。
料理する人、料理好きな人、冷蔵庫を整理するのが好きな人、絶対読んで。