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商品の情報
中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義の商品レビュー インドカリーの複雑な味
本書は学術書でありながら、ドキュメンタリーや小説のように一気に読ませる力を持っている稀な作品だと思う。登場人物は誰もが主役にできそうな経歴の持ち主で、その一人一人が、任侠心や愛国心や東洋の理想に燃え、体を張って歴史に関わって行く姿が(そして歴史に翻弄されて行く姿も)良く描かれている。彼らの多くは戦後、右翼、テロリスト、反動思想家等々とラベルを貼られてしまったかもしれないが、事実はそう単純でなかったことが本書を読むと良く分かる。 面白い!!
おもしろい本である!!一気に最後まで読んだ。まず、選んだ題材が良い。遠いインドのボーズと身近な中村屋のカレーとが交互に織りなす遠近感は絶妙だ。本書を読めば、新宿の中村屋に一度は行ってみたくなる。ボーズの一生を最初から最後まで書ききった点も評価できる。また全体のバランスもよい。歴史的知識がなくても、最後まで読める本である。 幻の反植民地闘争・インド独立戦争の根拠地「戦前・戦間期日本」
植民地インドの官僚の位置にありながら反植民地闘争を戦い、植民地当局に追われ日本に亡命した大英帝国の植民地インド独立の闘士が、日本の亜細亜主義者や様々な政治・文化潮流と交流しながら、「中村屋のボース」と呼ばれる人生を選び取った姿を、戦前期の南西アジア、中国大陸、東南アジア、世界情勢を視野に入れながら中島岳志が活写した一冊。 良く書けてはいるが
ボースの歩みと、当時の日本に、既にアジア主義的な物が、人道主義と結びついていた事は、現代と変わらぬ物を感じ、興味深い。そんなアジアで唯一、独立して自国を防衛していた日本にやって来るインド・中国のアジア主義者達。しかしアジア主義、三国は、その後の現実の前に破綻していく。ボースもまた、反英以外が見えなくなり、インド本国人からも、日本の代弁者と見られてしまう。痛々しい。 新しい視点!
この時代のことを、こういった角度から眺めるというのは新しい視点で、ためになりました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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