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イタリア人作家、アントニオ・タブッキさんがポルトガル語で書いた本。 (日本語に翻訳されてるからあんま意味はないのかもしれないけれども。) 主人公が今は亡き詩人(タブッキさんが好きなポルトガルの詩人、フェルナンド・ペソアさん)とリスボンで待ち合わせの約束をしていて。待ち合わせ場所に行くまでの物語。 大好きな本の中の一冊。 この本の魅力は。 1. 出てくる食べ物や飲み物がすごくおいしそう。 2. 出てくる人物が明るい。 3. リスボンの町が丁寧に描かれていて散歩したくなる。 4. ビリヤードがしたくなる。 5. 美術館に行きたくなる。 というところです。 ところどころで、歴史的背景やら、詩人、ペソアさんの知識がないとわかりにくいところもあるのだけれども、小難しいところはなしにして。基本線としては非常に読み易いです。 題名がちょっと重そうだからあまり手にとる人もいないだろうけれども、実際、読んでみると文体としては軽い感じです。 特に料理に関しては本当においしそうな料理が出てきて、非常に食欲を刺激します。 たとえば。 フェイジョアーダ。 サラブーリョ。 パイナップル・スモル。(飲み物だけど。) アロース・デ・タンボリル。 僕はぜーんぶ知らない料理ばかりなのだけれども。 小説の中で出てくる描写が上手なせいなのか。 すごく食べたくなります。 ついでにリスボンに行きたくなります。 というふうに、僕に〜させたくなる本として。 本当に大好きな本です。 夏のうだるような暑さの日に読むといっそういいかもしれません。