「オカシナ」大人のお作法
~はじめに。僕はたばこを吸いません。
でも、ページをめくる度に「クスクス」と笑わせていただきました。
その細かい設定も好きです。
そして、アダルトたばこ養成講座。
これも笑えます。・・・「クスクス」と。この本全体に漂う「オカシナ」大人のお作法の雰囲気。
非常に楽しめる1冊です。
最後に、この本のあとがきにもあるように、
僕ら大~~人が「クスクス」と笑いながらも
「うん、そうだね。」と振り返ることができたら
よりいっそうこの本が好きになれると思います。~
これは、太陽だ。
喫煙と公共性との関係性は非常にデリケートな問題であり、
パブリックマナーを持たざるを得ない環境になってきておりますが、
巷での喫煙マナーを訴える広告はどうも「高いところから押し付ける」
論調のものが多いように見受けられます。
(その性質上、いたしかたないところもありますが)本作も喫煙マナーを”作法”という形で訴える内容になっているものの
その作法の着眼点の面白さ、さらに挿絵の自虐さ・シニカルさに
思わず続きが気になって最後まで読んでしまうことでしょう。
”作法”で展開される文章と挿絵が実に芸術的な調和を見せています。
この書籍を「マナーを学びたい!」と思って買う方は
あまりいないと思いますが、いつの間にかマナーの重要性を潜在意識が
覚えてしまうところに本作のアプローチの秀逸さがあります。
太陽と北風という寓話がありますが、巷のマナー広告を北風とすると
本作は間違いなく太陽の位置づけであると感じました。
非喫煙者の方もその”アプローチ”の妙に納得されることでしょう。
「いつもきれいにご利用いただき、ありがとうございます。」
公衆トイレでこの貼り紙を見たときに
「うまい着眼点だな」と思った方、オススメです。