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商売心得帖 (PHP文庫)の解説「経営の神様」松下幸之助が、自らの体験から得た心得をまとめた「心得帖」シリーズ。その第1弾となる本書では、商売や経営を行う上での心得が語られている。 商売心得帖 (PHP文庫)の商品レビュー 経営者は従業員一人一人の“心根”に立つ
心得帖六冊シリーズのうちの最古刊で一九七三年に出版。「商売の一つの真実」は皆のお陰というものだが、お得意様、仕入先のそれを超えて、著者は公共のインフラからも便宜を、警察・消防からも保護を受けているのだから、適正利潤を得、納税を通じてこれらに報いるのが国民の義務・責任と定義します。経営のムダと浪費を省き効率を求めるのも、この義務と責任に通じます。七四年刊の「経営心得帖」と並んで、後半部は「人事の心得」を扱います。それだけ商業における人づくりや組織作りに神経を配っています。「上意下達」を必要条件に「下意上達」の仕組みづくりを十分条件として、衆知を生かす「全員経営」体制を志向。経営者は従業員一人一人の“心根”に立つべき、と説きます。百、千、万と抱える人数が増せば増すほど一人一人に、より深い心から願い頼み祈る中心者としての境地に立つというのです。従業員は厳しい命令にあっても、背後のその心の響きに感応して効率よく働いてくれると。また最後に家訓・店訓・社訓の意義を説き、上杉謙信や伊達政宗、三井家、住友家、岩崎(三菱)家の家訓、また松下電器などの社訓を紹介。会社の定款を生かし成果を産み出すための各社の社是・社訓が、さらには社会の繁栄を導いたとします。定款は国でいえば憲法だが、日本にはこれを生かす“国是・国訓”がないため、その動きに国内外で一貫性と調和を欠き混迷すら呈しているのではないか、と警鐘を鳴らしています。これを政治のみならず「国民」一人一人が心して考えるべき、としたのは示唆的。 とても読みやすい。商売をするにも気持ちが大事。
結局、優れた人はものの見方が優れている。 珠玉の言葉
わかりやすい言葉で、時代を問わない真理をつく―松下幸之助氏は世界に誇れる経営者であり、人徳者である。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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