なぜ変わらなければならないのか
新幹線の大阪-名古屋間で十分読みきれる。著者は科学者、技術者
であるが本書は「エッセイ」であり、誰にでも無理なく読める平易な
ものである。 「変わらなければならない」「今までのやり方ではなだめだ」とい
われるが、なぜ変わらなければならないのかをきっちりと説明できる
人は意外と少ない。本書は、このことを考えるヒントをたくさん与え
ている。
最後の方で著者得意の失敗学との関連で書かれている。気楽に読め
るが内容もあって良い本でした。
なぜ変わる必要があるかがよくわかる本です。
時代が変われば自分もまた変わらなければならないというのは頭では誰でもわかっていることです。
それでも「自分だけは変わらないでもOK」とつい考えてしまうのが現実です。
本書はそういう人に警鐘を鳴らし、「変わるとはどういうことか」「なぜ変わらなければいけないか」「どうすれば変わることができるか」などを示しています。畑村氏の本はこれまでに何冊か読んでいます。
一番の魅力は社会現象を分析するときの独特の視点にあると感じています。
どうすれば自分を変えられるかというノウハウを学ぶのもいいと思いますが、
彼の独特の視点に触れるだけでも十分に楽しめる本だと思います。