商品の情報
ブッシュのあとの世界 「甦る大国・日本」叩きが始まる

ブッシュのあとの世界 「甦る大国・日本」叩きが始まる

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

ブッシュのあとの世界 「甦る大国・日本」叩きが始まるの商品レビュー

4.0 日本は自らを守らねばならない
安部首相の靖国問題棚上げによって、諸外国から、日本は中国に政治的に屈したと見られてしまった。「外国が嫌がるものを無理して強行しなくても」というのは幼稚園児的発想である。裏にある政治的意図を正しく掴まねばならない。

中間選挙における共和党の大敗によって、次の政権は、より中国寄りの政策を打ち出すだろと著者は述べる。アメリカは歴史的に、中国の市場に対して大きな魅力を抱いてきた。ポーツマス条約しかり、21か条要求、ワシントン会議での海軍軍縮と日英同盟破棄など、常にアジアにおける日本の影響力を削ぐべく、前に立ちはだかってきた。

世界経済、すなわち、アメリカのドルを支えているのは、オイルマネーと、日本の貯蓄力だという。しかし日本はその程度の存在意義でしかない。日本が再び世界の金融センターとして台頭し、アメリカを脅かす存在となったり、中国に手を出そうとすれば、アメリカは容赦なく日本を叩くだろう。

イラク問題で手一杯のアメリカは、もし北朝鮮からの攻撃を日本が受けても、全面戦争を恐れて反撃をしないだろう、と著者は言う。日米同盟の実質的崩壊である。

日本嫌いで知られたキッシンジャーは、「日本のような歴史ある大きな国が、長い間よその国に安全を頼るということ自体がおかしい」「日本は核兵器を持つべきである」と述べたという。ユダヤ人であるキッシンジャーのこの豹変ぶりは非常に興味深い。

平和外交は、国力があって初めて実現可能なものだ。日本における安全保障担当スタッフの無能ぶりには、ワシントンでも驚きをもって迎えられたという。「ワシントンへ通う回数券を買わなくちゃ」などという発言をする人間が、その地位に相応しいとは思えない。日本は独自の情報収集能力、強い外交能力と国力を早急に身につけなければいけない。それがなければ、今度こそ、日本という国の破滅につながるだろう。
3.0 タイトルと中身が一致せず、印象が薄いかな
第5章のタイトルにもあるように「軍事力なくしては外交はあり得ない」。よって、骨のある外交をするためにも、自国の防衛のための戦力を持つべきだ、というのがこの本の結論だろう。

1、2章では本のタイトルに沿ってブッシュ関連の話が取り上げられているが、3章以降はアジア情勢についての話題であり、特にブッシュの後というよりは単に「今後の」アジアについての話題である。
安倍総理の靖国参拝棚上げにより中国がアジアの覇権を握ったと世界は見ていること、北朝鮮や中国が韓国や台湾に軍事侵攻してもアメリカは手を出さない可能性が高いことなど。

本のタイトルから想像する内容とのギャップがあるためか、今一つ印象に残らない本であった。
5.0 アメリカと中東、東アジアの軍事、外交についての良書
 アメリカの外交の方向性と東アジアの軍事の方向性について考察した本。全体的に淡々として書かれ、煽るような内容はなし。所々に著者の人脈を誇示するような記述もあるが、他所と違い臨場感を生み出しているので嫌味がない。
 全体的に客観的に記載され、偏りも無く良く出来ていると思われる。事実や予測のみならず著者の洞察も「北朝鮮がミサイルを日本に発射してもアメリカが北朝鮮を攻撃することは無いだろう」等と興味深いことも随所にちらばめられている。
 ただし、世界で拡大されているヨーロッパ市場の影響についても記載していいと思うし(アメリカがユーロ市場をどの様に見ているかは興味深い。中東の石油利権についてヨーロッパ・ロシアとアメリカの外交戦争は非常に興味深い事象であったことだし)また、著者が記載している通り今回のイラク戦争がテロ沈静、経済成長に貢献しているというのは楽観に過ぎるだろう。(今のアメリカ経済は破綻寸前でイラクに50兆円もの金を出す余裕はなく、日本からアメリカに向けてこれまで流れた100兆円の金がアメリカを延命させている、というのが私の意見だ)
3.0 忘れていた違和感
安部が首相になって一番望まれていたことの一つが
中国との関係復旧だと思います。
無事に首脳会談を終えたかに見えましたが、
その後のインタビューがとても引っかかるものだったことを
この本を読んで思いだしました。
つまり靖国問題の棚上げです。
「参拝したかどうかを言わない」
こんな幼稚な論法が外交で通じるのか?
疑問はニュースの波とともに薄れましたが
著者は次のように書いています。

「安部首相は言葉のアヤで曖昧にしたまま日中首脳会談を行った。
自民党の派閥政治のやり方を国際的な外交上の話し合いで使ってしまったのである。」

著者による米国政治家や軍関係者とのインタビューは迫力があり、
鵜呑みにしたくなる、迎合してしまいたくなる誘惑があります。
それだけに、別の視点からもう一冊読むことが必要だと思われます。

4.0 中国に対する放任はありえない
著者は本書で「アメリカはアジアのことをすべて中国に任せる」と指摘していますが、これは決して中国を放任するという意味ではありません。あくまでもアメリカの国益に沿う範囲内で中国の国際的地位を認めたに過ぎないのです。また、本書を読み進めるにあたっては「アジアの範囲」も見極めねばなりません。過去の著作から考察すれば、中国に任せられるアジアとは中東より東でヒマラヤ山脈より北に位置する「大陸アジア」であって、限定的とさえいえます。それとは異なり、日本・台湾・マラッカ海峡・インドという「海洋アジア」はアメリカの権益に属することが分かります。しかし、深刻な現実として中国はアメリカの意図を超えてこの死活的に重要な生命線を脅かしつつあるのです。将来アメリカが中国をコントロール出来なくなれば、日米にとって最大の危機が訪れるでしょう。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
アメリカの新国家戦略が日本を襲う
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 1,470
一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
資源世界大戦が始まった―2015年日本の国家戦略
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 1,470
通常2~5週間以内に発送
米中冷戦の始まりを知らない日本人
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 1,470
在庫あり。
不幸を選択したアメリカ~「オバマ大統領」で世界はどうなる
アメリカ狂乱 次の大統領統は誰か
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,470
在庫あり。