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社会脳 人生のカギをにぎるもの (PHP新書)の商品レビュー 「社会的知性(SQ)」という仮説〜チーム脳と社会脳
■アクションラーニング(チームによる問題解決と学習の手法)において、「チーム脳」というコンセプトがある。ソリューションフォーカスというセラピーから来た解決手法も、人と人との相互作用の中で問題は解消し、目指す姿(目的・目標) が実現するというコンセプトがある。この2つに相通ずる『社会脳』という言葉に強い関心を持った。 SQの概念
勉強ができなくても生きていけるが、頭が悪いと生きていけない。この言い回しは参考になりました。IQだけでは駄目だ。これからはEQだ。いやPQもある。という能力評価指標乱立状態の中でSQ(社会的知性)の概念です。著者は社会神経科学をテーマとしているらしい。神経科学っていつの間にか社会科学との接点を持ち始めたんですね。「ソーシャル」って確かに現代社会のキーワードかも。コミュニティ崩壊問題を念頭において読めば、得るものがあるのでは。 エキサイティングなソーシャルニューロサイエンスの世界
脳科学がこれまで扱ってきた領域は、記憶とか感覚とか、認知といった、知識としては興味深いけど、われわれの日常生活にはあまり関係のない領域でした。本書が扱う、「社会脳」は、われわれの「心」というものの本性に迫るものです。何度も目からウロコの体験をしました。兎に角おもしろい。そして、世界の見え方が変わってきます。著者の言うように、これは、新しい哲学の誕生なのかもしれません。最新の研究成果が縦横無尽に、かつ読み物としても興味深く引用されています。有名人のエピソードも豊富で、楽しく学べました。 データ・資料の扱いが極めて杜撰
近年、とみに注目され重視されている社会性の能力。それが、人生の幸福や社会的成功を左右している。その社会性をつかさどる社会的知性・社会脳とは何か? 「社会的知性」という驚愕の仮説
岡田先生は東大で哲学を学ばれていたときに、もっと人間にかかわるべきだと気づき、京都大学の医学部へ入学。卒業後は精神科医として、子どもや青少年の心のケアをされてきました。現場の体験に基づいた、人間の心に関する研究は、一連の著作で発表されていて、みな、優れた内容です。そして本書は、ソーシャル・ニューロサイエンス(社会神経科学)という脳の最新の研究が詳しく紹介され、必読の内容です。私が驚愕したのは、人類進化の定説となっていた「道具的知性」--ヒトは道具を使いこなすことで、文字やシンボル、数字をも使う高度な進化を遂げた--の代わりに、群れでの生活がヒトを進化させたとする、「社会的知性」の仮説が登場したと指摘されたことです。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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