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世界のインテリジェンス―21世紀の情報戦争を読むの商品レビュー 各国の情報活動の概観に最適
主要国の情報機関と情報活動をその歴史的背景を含めて概説してあるので、重宝する。無論紙幅には限りがあるが、本書によって世界の主要な情報機関は全てカバーされていると言っても過言ではない。読者は本書を読むことで、国家の情報活動はその国家のアイデンティティと不可分なものであることを理解できるとともに、各国の情報活動の特徴を比較することで、わが国の情報活動のあり方を考えるヒントを得ることができる。 酷評を一言
インテリジェンスの問題、そして能力の本質とは、その情報機関とポリシーメーカー(政策決定者)との関係にある。結果として「米国のインテリジェンスは一流でない」と切り捨てる本書は、これらの本質を見過ごしている。その本質を欠いたまま、米国より古い他の情報機関(イスラエルはより新しいが)は優れていると決めつけるのはどうであろうか。米国のインテリジェンスに限らず、例としてヨムキップルでのイスラエル、オペレーション・ライアンでのソ連等に見られるように、必然的に「インテリジェンスの失敗」は伴うものである。 現実を見た
CIAとかFBIとか、映画や漫画でしか知らなかった。だから何となく作り話のイメージが強かったが、「本当にこんな世界が存在するのだ・・・」と実感させられた。 各国を学び、我が国を深く考えるお薦めの一冊
編著は「日本軍のインテリジェンス」で山本七平賞奨励賞を受賞した小谷賢氏。出版は、絶えず出版、セミナー・研究会開催等を通じて我が国のインテリジェンスの議論や研究をリードしてきたPHP(同社総研の金子将史氏は日本編を執筆)。我が国では未だ数少ないインテリジェンス研究者が、力を結集して英、米、仏、独、露、イスラエルそして我が国のインテリジェンスを考察する。高く評価できるのは「それでは、我が国をどうしたらいいか」という視点が明確なこと。各国のインテリジェンス事情を手軽に学びながら、最後に我が国のインテリジェンスの在り方を深く考えさせられる、お薦めの一冊である。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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