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五十嵐貴久ワールドの展開。 舞台が幕末だろうが登場人物が坂本竜馬と土方歳三だろうがその辺りはちっとも変わっていない。 ただ結末にいまひとつ意外性が無いのが欠点か。
幕末二大ヒーローを違和感なく組ませている所が良かった。 他の幕末有名人も上手く絡ませている。 ミステリー仕立てな所も良し。 漫才のような二人の会話が楽しい。 こういうラストにすると必ず賛否両論が起こるが、小説であって史料ではないのだからOK! そうでないと「歴史小説」は全て同じ結末になってしまう。
幕末の主だった者のオンパレード♪登場人物の多彩さ、それだけでも 充分楽しめる。水と油の土方と坂本が犯人探索のためコンビを組む。 その絶妙の取り合わせが何とも愉快だ。わずか2日の間に育まれた 男同士の友情。時代が時代なら、この二人は無二の親友になったのでは ないだろうか。新選組の面々も登場し、犯人探しが続く。土方、坂本と 一緒に、自分も犯人探しをしている気分になる♪ 二人はやっと犯人に たどり着くが、そこからの展開がちょっと不満だった。 「え〜〜っ!そうなっちゃうの?」 できるなら、あざやかな解決を望みたかった。だが、ラストの坂本龍馬 暗殺にまつわる話にはぐっときた。本当に、そうであってほしかった!
徳川慶喜暗殺未遂事件を追う、龍馬と土方。 表面上はいがみ合っていても、どこかでつながっている。ふたりの奇妙な友情を描く。 ミステリーとしては物足りなくても、物語としてはとても面白い。 そして、龍馬が暗殺されたあと、土方は龍馬との友情から、独力で犯人を探し出し、 仇を討つ。最高だったな〜 。。。ここで終っていれば。ここで〆ていれば、星5つでした。 このあとの展開はかんぜんに余計だし、物語の緊張感を台無しにしてしまった。 ほんとうに残念だ。
残念の一言に尽きます。 坂本竜馬と土方歳三という、幕末ファンなら飛びつかずにはおれない二人の人物を登場させ、将軍徳川慶喜暗殺未遂事件を捜査させるという魅力的なストーリーであるにも関わらず、実際二人がしているのは各藩やグループに現在の動向を聞いているだけ(それが半分以上)。 キャラクターも全てステレオタイプで、描き方にややオリジナリティが欠けるかな、とも思いました。 ただ、幕末の諸藩の動向に関しては詳しく調べて書かれています。そこでまた残念なのですが、主役二人に関しては、一般の小説に描かれている以上のものではありません。単純なミスかもしれませんが、当時の新選組の屯所は壬生ではありません。 箱館戦争に参加している斎藤一というのも「燃えよ剣」以来よく見かける設定ですが、大筋の話が「ありえない」展開なので、こんなところでまで史実を無視してしまうと無駄にハチャメチャ感が増してしまい、「あ、もしかしてこれが真実かな?」と思う楽しみがなくなってしまっています。 最大の残念は、タイトルなどで言っているほど二人の「相棒」っぽさが伝わってこなかったことです。 長々と書きましたが、細かいところは気にならない人や、二人が出ているだけでいい!!という方は読んでみてもいいのではないでしょうか。