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伊勢丹といっても、 新宿本店のことだけです。 立川、吉祥寺、松戸、浦和、相模原、 府中、静岡、新潟、京都 はボロボロです。 それだけに 「科学」でも売上が上がらないのは どうしてなのでしょうか? その謎を「科学」で 解いて欲しいものです。 「科学」ならば、 他の伊勢丹の支店も ウハウハでは。 プロのコンサルタントであれば、 新宿本店だけは別格であり、 乗降客数が日本一の新宿に立地し、 かつ徒歩10分にある場所を逆手にとり、 目的買いの専門店化に 成功したというべきでしょう。 誰も地方の百貨店の方は、 新宿伊勢丹を参考にしていません。 同じ戦略をとれば、 失敗するのが 明らかからです。 それはこの本を書いたご本人が 一番わかっているのでは。 ご自身がいた百貨店はダメになり、 経営再建途中だからです。 どうして「科学」が機能 しなかったのでしょうか。 追記09年5月12日(朝日新聞) 三越伊勢丹ホールディングスは12日、 伊勢丹吉祥寺店(東京都武蔵野市)を 10年3月上旬に閉店する、と発表した。 競合他社との競争が激しいうえ、 昨秋以降の売り上げの落ち込みが激しく、 収益の確保は難しいと判断した。
著者本人が、「あとがき」217ページに書いていることだが、 「私自身、伊勢丹のすべてを熟知しているわけではないということです。 伊勢丹の社員でもない私は、バイヤーが作成する伊勢丹独自の資料を 持っているわけでもなく、バイヤーが作成したすべてのプランを 拝見したことがあるわけでもありません。 ただ、伊勢丹の中でも極めて優秀といわれた人たちから、 様々ご指導いただいたこともあり、 伊勢丹の社員の方以上に知っていることもあるかもしれません。」 ということは、 伊勢丹が本書のことを ちゃんとやっていることかどうか、 わかりませんと言い訳しているとしか思えません。 最後の最後に書くのは、ごまかしでは。 それに「科学」と言いながら、 データが一つも記載なく、 客観や復元性がありません。 どこが「科学」なのでしょうか。