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バカにつける薬 (双葉文庫)の商品レビュー 呉智英は馬を仕留めたか
本書には、呉智英と岡庭昇(文芸評論家)の論戦が収録されている。そこで呉智英が槍玉にあげているのは、岡庭昇の「女体は思想である!」なるSM文学を論じた一文である。 人にバカだと言いがるのは自分がバカそのものだから?
昔読んでその時は結構好意的に思ったんだけど・・・ 「バカ」と「珍左翼」と「御都合主義」
呉氏によると、左翼は三種類に分類できるそうです。共産主義に思想的・政治的有効性があると信じている旧左翼。旧左翼の限界や病弊をマルクスの原点に還ることによって克服できると考える新左翼。そして、新左翼の限界を感じながらも思想的努力も冒険もせずに、思いつきの珍妙な理論を唱えて得意がっている珍左翼の三種類です。この本で「バカ」扱いされるのは、おもに珍左翼の人達です。 民主社長
本書の初版が発行された日(80年代末の夏)に、私は大型書店に入り、すぐレジの女の子に「「バカにつける薬」ありますか?」と訊きました。すると「申し訳ございません。当店では医薬品は扱っておりません。」と返事されました。でも「バカにつける薬」は医学書のコーナーにちゃんと置いてありました。フランスの「五月革命」以降、マルクス主義に怨念を抱く元闘士が続出したそうですが、呉さんの場合は、全共闘挫折後「民主主義」「近代主義」に対して殆ど個人的恨みに近いような怨念を抱き続けているようです。本書も例の内ゲバを言葉でやっているような印象があります。でも「民主社長」の続編は、書いていただければ幸せです。 知的エンターテインメントの一冊
折に触れて著者がさまざまな媒体に発表した文章を一冊にまとめたもの。一番売れた呉智英本という噂もあるから名前を聞いたことのある人も多いでしょう。呉智英に興味の湧いた読者は読んでおいて損はない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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