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鈴木先生 4 (アクションコミックス)の商品レビュー クドイの一言に尽きる
複雑怪奇な問題を瞬時に整理し、ドストエフスキーばりの長広舌を吐き退けてしまう鈴木先生でありますが、そう言やワタシにもコンナ時期があったなと、思い出す次第であります。 しかしワタシはこういう方法では人を説得することは出来ないと、実感するに至ったわけであります。 ツマリそれは端的にクドイからなのであります。 ご覧くださいこの文字量を! 読むだけでも疲れるこの澎湃たる洪水を、一体全体どれだけの中学生の耳が濾過しうるでしょうか? 甚だ不可思議であります。 こんな事を申すのも、やはりワタシが経験したことだからなのであります。喋る喋るうちに、相手が見る見る萎んでいくのが解りますかな? そういった現実を描き出せていないところ、ヤッパリこりゃ理屈屋のルサンチマン、ナルシシズムなのやな、と失望を禁じ得ないのであります。 そしてコレに感化されたお猿さんたちが、哀れにもクドクドとうざいくどい正論を撒き散らしていないことを切に願うわけであります。 やや分析的なことを言いますと、鈴木先生はあらゆるモヤモヤを言葉に出してスッキリさせようと試みるのでありますが、言葉にすることの完璧さ、理屈だけであることの隙のなさ、また余裕のなさ、必死さが、人を引かせてしまうのであります。 尤もこのマンガは自己満足で、飽くまでも一定の世界に収まっていますので、そんな理不尽は出て来ませんけれどもネ。 とは言え、昨今の、キャラクターの振幅が狭いマンガには辟易していたので、人物一人々々が入り組んでいる本書は、ワタシに心地よいキモチを与えたわけであり、そのシンドイ群像を画く作者はスバラシイと感服するのであります。 1巻から読み直して気づいた。
竹地は中村さんを怪我させたことをあやまってないぞ! 小説を読んだような気分
この巻を読む人は覚悟した方がいいです。人の名前書いたら死んじゃうノート張りの字の量です。しかも内容も濃い。教育会でも物議をかもしそうな題材である性問題について真っ向から挑んでいます。特に安易につけずに性行為に及んでしまった生徒に対して、性教育を促すところは見ものです。 『不測の事態』は少な目?
私的に鈴木先生の面白いところは、教師としての模範解答を彼が持っていないところ。 新しい兆し
ある評論に、モラルとマクシムという言葉が載っていました。曰くモラルは社会的な通念、ジョーシキで、マクシムは個人的な信念信条を指すそうです。武富さんは「鈴木先生」を通して「自殺するのは良くない」といった耳タコ的な道徳や、「死にたい奴は死ね」というような脱線した価値観がこの世界ではもう「通用しない」のを読者に示しているように思えます。登場人物の誰もが焼け付くようなモラルを肌に感じながらそれぞれのマクシムを主張するさまはもはやギャグかシリアスか判別不可能なほど異常な緊張感に満ち満ちていて、魔力と言っても差し支えない。マクシムのソーゼツなぶつかり合いの果てに見出された共通項が、新しい時代のモラルの芽になる…そういう予感でいっぱいの漫画と感じ取りました。それにしても四巻、美味しんぼ並に台詞が多くて漫画じゃなくてちょい短めの小説を読んだ気分です。自分の好みは竹地親子。こういう人達がいて、きっと物語は面白くなってるんですね。読んでて何回も「オイ!?」と叫んでしまいました。あと、河辺のアタマのサイズがどんどん大きくなっていってるのは何か深い意味があるんでしょうか。五巻が気になって仕方が無い。最後に、自分も含めレビュー三件ってどーゆーことですか。みんなどしどし書けよッ! 本の最新売り上げランキング - トップ10
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