軽く楽しめるミステリー
ラブサスペンスとのことですが、確かにそんな感じです。FBI捜査官レーシーは姉を殺害した連続殺人犯を逮捕するために、自分の夢を捨ててFBIに入ります。彼女の活躍で比較的早い段階で事件は解決されますが、しかしそれ以降も彼女の周りでは不審な出来事が続きます。姉を殺した真犯人は別にいるのか、それとも別の人物が違う目的で襲ってきているのか。そんな謎がどんどん深まり、テンポ良く進行していきます。
殺人事件だけでなく彼女自身の家庭環境や殺害された姉、その元夫との関わりなど、人物描写の深さが作品にも深みを与え、それが更に別の謎を呼んでいきます。
ロマンスも多すぎず、ミステリーファンにも十分楽しめる作品。
サビッチ&シャーロックコンビ。
洋書ではたくさんあって、しかも人気のこのFBIシリーズ。
FBIもの(?)にはこれが初めてなのですが、「そう言うのは苦手」という方もとっても楽に入り込め、これからの翻訳がたのしみな1冊です。FBIものというのはなんだか殺人事件ばっかりで、ラブロマンスなんかちょっとじゃないの!っていうのは・・・ちょっとあります。それだけ事件も深く、そちらがすきな方にはお勧めかもしれません。
そのなかでヒーロー役(といえるのかな?ヒロインも強いです)のサビッチはとってもキュート。いきなりトランクス見せちゃいます。カントリー歌ってくれます。でも頼りになるという男性です。ラブロマンスではいろんなヒーローがいますが、サビッチは結構ユニークなんじゃないでしょうか。
これから彼とシャーロックの活躍ぶりが楽しみです。
途中で路線変更?
悪夢にうなされるFBIの女性新米捜査官、特異な連続殺人...ということで、「羊たち~」とまでは言わないが、すっかり、その路線の小説を期待した。ストーリーは展開も早く大変面白い。しかし、途中で、ロマンスの方に重きがおかれていく展開にはちょっとびっくり。作者がアメリカでは大変有名なロマンス・ベストセラー作家だとは読後知りました。さもありなん、ロマンティックなシーンはお手のものというところ。好みは分かれるかもしれないが、ロマンティックな部分がまったく邪魔に感じず、とても楽しくなんだか得した気分です。
これからが楽しみ
アメリカでは、大人気のFBIシリーズ。やっと翻訳されたと喜んでいたら、これは2作目なんです。なんで順番どおりに翻訳してくれないんだろう・・・という思いはありますが。
でもこれから、よんでも充分、楽しめます。このシリーズの主要人物、ディロンとシャーロックの出会いの場面がありますし。けっこう早くに犯人はわかるので、推理の楽しみはありませんが、なんでなんで・・・という思いをもったまま終盤に向かっていくあたりが、傑作です。ハードボイルドあり、ロマンスありの楽しめる本です。
早く、続きが読みたい・・・と思える本です。