ネットワーキングをどのように実現していくかの方法
「人間交際」というのは、福沢諭吉が society という言葉にあてた訳語だという。本書はいわゆる交際術ではなく、社会的なネットワーキングについて語っている。ここで語られているのは、「情報」について、特に著者が長年研究している図書館のあり方である。 人間交際術(ネットワーキング)が直面する困難は「お金」の問題だが、家政と互酬という貨幣価値に換算しにくい経済価値の重要性を再認識することによって、具体的には、志を同じくした人の集まりであるNPOの活動によってコミュニティが再生できるのでは、と説いている。
著者が関わったという、仙台のせんだいメディアテークに行ってみたいものだ。
受験用参考書のような……
ものすごく分かりやすく書かれています。
大学の講義をそのまま文章におこしたような感じで非常に読みやすいです。
内容は多岐にわたり、ややまとまりを欠くような感がありますが、各章のおわりに「まとめ」がついているので安心して読み進めることができます。受験用参考書のような感じの本ですが、著者がかなりの勉強家のためか情報量が多く、読後の満足感が他の新書とは比較になりません。
自信をもっておすすめできる一冊です。