しかし独立して事務所を持った黒木さんのその後の活躍はもうひとつ。
デイザナーとしてソニーに中途採用された黒木靖男の自叙伝。 彼は中途採用でありながら最後はソニーの関連会社ソニー企業の社長にまで上りつめる。
しかしこの人は自分がウォークマンを開発したと自画自賛するんだけどほとんどのソニー本では工場のメカニックマンが自分用に作ったのを盛田が発見して採用したことになっている。
真実はドレ?
ソニーは日本企業で戦後初めてアメリカ市場で株式を公開することになるんだけどその時にはこの黒木氏も先方として乗り込んでいる。
この面子の中には今のCEO出井さんなんかもいるんだがその時のソニーのアメリカでのイメージ戦略において黒木氏は重要な仕事を任されている。
ソニーというとトップの人々の最近のことを語る本が多いのだがこの本は途中採用でヒラから始まった男の視点でソニーが語られているのでおもしろいと思う。
しかし独立して事務所を持った黒木さんのその後の活躍はもうひとつ。
ソニー・スピリッツ!
井深、盛田、二人の天才とソニー黎明期から共に行動した作者の自伝。
作者自身もすごい人であの「SONY」のロゴデザイン、ウォークマンなどの製品デザイン、クリエイティブ部門の責任者としてソニーのイメージを形成した立役者である。 作者の目から見ての盛田の未来を予見する能力、人徳、行動力などが赤裸々に語られているので興味のある人はぜひ読んで下さい!