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パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由の商品レビュー まったく異なる価値観が参考になった
これは、日本人女性がフランスでフランス人パートナーとの子を 為になった
フランスでの妊娠、出産、子育てについて、実際フランスで生活している著者の目を通して知ることができとても為になりました。 結論は出ている
もう十年くらい前から、この手の日仏比較男女論は出ていて、雑誌などにもよく出るが、同性婚姻とか婚外子差別とか既に言われていることだし、たとえばパリと東京では仕事をするにも過密度や多忙度が違うから法整備だけではどうしようもないし、そもそもこの著者は、「もてない男女」問題が日本では大きいということを、フランス在住の美人にありがちなことだがまるで分かっていない。そしてフランスに限らず西洋では、カップル文化の圧力が強いために、日本人以上に妥協してカップルになるのだという結論も出ている。これまでこの手の本を読んだことのない人以外には何の新鮮味もない。40代前半で「おばさん」扱いする日本、と著者は言うが、日本では30代半ばの女が、40代の男を「おじさん」扱いするということも知らないのか、知らないふりをしているのか。なぜ日本エッセイストクラブ賞なのか、疑問である。 焦点がぼやけてしまったフランス論
筆者は、フランスの子育て事情のマイナス部分をあえて書かなかった理由について「あとがき」で述べているが、書かなかったことで返って焦点がぼけてしまったと思う。色々統計の数字を引用してはいるものの、所詮は自分とその周囲の狭い体験談にもかかわらず、「フランスでは・・」「日本では・・」と対比させて書くのは危険である。これを読んでフランスを全然知らない人が「フランスっていい国ね!」などと単純に理想化してとらえないで欲しいと思う(が、おそらくそれが大半になってしまうのを危惧する)。また筆者は、日本のワーキングマザー現状についても随分と少ない情報・知識しかないようだ。 目から鱗の結婚・出産・子育て事情
この本は、これから子供を産む女性に是非読んでもらいたい。次にこれからパートナーを得て"避妊"が現実となる女子中高生に、そして少子化に悩む国会議員を始めとする立法・行政の方々にも、女性の本音がわかる本として特にお勧めします。私も数年前に子供を産み、現在子育てに悪戦苦闘していますが、日本の出産・子育ての常識がパリではぜんぜん違うようです。あの時こうだったら良かったのに、今こうなら良いのに、ということが多々あります。著者の体験に基づいた出産・結婚・子育て・避妊・パートナーや社会との関係などが、具体的に、興味深く、けしていやらしくなく書いてあります。また、日本で1.29と危機が叫ばれている合計特殊出産率がパリではなんと1.90(EUで2位)。パリでは出産や子育てが女性の障害にならないようです。「1人の人間として、自由に生きる事が自然ならば、女は子供を産むのではないか」と、著者は語ります。まずは、読んでみてください。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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