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教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

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教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するためにの商品レビュー

4.0 親の必読書
著者は児童相談所の現役の児童心理司。
現実の事例を多数見た上で、いじめを「教室の悪魔」と定義して解決への道筋を示してくださっている。

幸い、私の娘がいじめを受けたことはない。
それでもいじめに関する本を何冊か読んでいるのは、いざ「そのとき」に適切な行動をとるがため。
子供は必ずいじめの事実を親に隠そうとする。
それは、本人が更なるいじめのエスカレートを避けようとするためである。
特に、親が子供思いだとわかっている子供は、余計に親に隠そうとする。
だからこそ、「そのとき」のために何らかの兆候でも見逃さないようにしたい。

本書の第2章に出てくるいじめの実例の数々は、おぞましい。
このようなことが学校で実際に起こっている現実に目を向けなければならない。
そして、何よりも子供をいじめから守らなければならない。

第4章では、解決の実践ルールが示されている。
著者が実際に行動しているために、アドバイスは具体的。
まずは、なによりも学校を休ませること。
「死にたくなる」ような場所に行かせるくらいなら、家で寝かせておいたほうが良い。

しかし、どのように子供からその兆候を読み取るかが問題だ。
やはり、毎日毎日子供と向き合って話すことが一番大切なことなのかもしれない。
2.0 物足りない内容
 この種の本を読んで感じる歯がゆさだが、現状は詳細に分析されつづられているものの、解決プログラムにつっこんだ内容が足りない。
 同様の内容の本では、「解決!いじめ撃退マニュアル」の方が実践として参考になるところが多い。私自身もいじめ解決のプログラムに参加した経験がありますが、子供自身にいじめの解決方法を体感させていくプログラムが求められていると思う。
5.0 もっと
ゆとり世代の私から見ると、これに叙述されてるのは当たり前のことだ。実際、さらに残酷な部分はかなりある。もっと突っ込まないとならない。原因はどこの学校でもあること、すなわち上下関係ないし力関係の争いの二つから端を発する。これは先輩後輩という紋切り型の上下関係ではないことをご留意いただきたい。これを人気のある、株が高い、身分が上と子供たちは形容する。これはグループでも個人でも同じだ。万が一、下に見られてる子供が上と見られてる気に入られなかったり、生命の危険もあるどんな不当な要求であれ、言いなりならなかったりしたら、「いじめ」は始まる。上に見られる子供が友人たちに言えば、みんないい奴が不快に思うほど最低で「悪い奴」と思って色々やる。やる方もやられる方も一種の洗脳をされる。しかも都会なら学校と人口が相対的に多いため数年ぐらいで終わるかもしれないが、地方なら下手をすれば上京するなり大学でもいかない限り同じ状態が続くということが推測される。女子生徒の場合は、男子生徒よりも深刻だと付言しておく。より長く続き、一部のリーダ格の生徒に嫌われるとかなりの数の生徒が敵に周りやすいからである。前述の通りこの本に書かれているのはごく一部しかない。より相当巧妙になってきている。親あるいは教師がいくら頑張ったところで根本的な解決はできないと断言できる。なくすには集団生活をかなり注意深く見直すことである。学校はあずかる保育園や孤児院、いわんや強制施設ではなく、勤勉の主体性とパラダイム、基礎的な学問を学ぶ場所であってそれ以上は期待しない方がよい。なおテレビの討論番組でやってるような水掛け論はまったく無意味と言っていい。誰かに責任を求めるのではなくて、学校という構造に対して批判すべきである。大奥やカルト宗教、タコ部屋の労働の話を見れば分かる通り、緊密な集団生活は往々にして類似した問題が起きやすい。
3.0 陰湿ないじめ、それは日本そのものである
いじめの原因は日本の体質、組織、日本人本来の陰湿な性格などにある。そして弱きものをさらにいたぶることによる成り立つ、民主主義が建前の封建社会である。よってほとんどの場合、その組織にいる教師にいっても、無駄である。校長、教頭にいってもさらに無駄である。さらに、上があるが・・。まずは閉鎖的な学校という組織を解体して、社会に閉鎖的な空間を開放すべし。このままだと学校は犯罪者養成所となる。
3.0 いじめの構造を複雑化しないように…
いじめについて良く説いた本だが、いじめ問題を複雑化していないだろうか?いじめをなくす簡単は方法は「いじめられたら」「いじめを見たら」先生へ伝えることだ。それによりまた「いじめられたら」また先生へ伝えることだとである。「いじめ」は子供社会の立派な犯罪行為だ。大人のセクハラより数千倍タチが悪い。子供社会は大人社会の縮図にすぎない。いじめを先生へ報告しなのは、犯罪を警察へ通報通報せずに自力で解決するのと同意である。警察が犯罪の抑止力になっているように、先生がその役割を担うべきである。「いじめ」は悪い行為であり、「先生が自分たちを守ってくれる」との自覚をしっかりと子供達が持てば「いじめ問題」はほとんど解決する。なぜこんな簡単なことが教育の場で実践されないのか全く理解出来ない。日本の教育界は無能者の集まりなのだろうか???もし「違う」というのなら「法律」や「警察」なしに国を治める方法を教えて欲しい。大人ができないことをなぜ子供ができるのか?それこそ「いじめ問題」を軽視しているのではないのだろうか??

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