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家族の肖像 (花とゆめCOMICS)の商品レビュー おそらく「忘却シリーズ」の
一番の出来ではないでしょうか。 巨匠(?)佐々木倫子の笑える初期作品
人の顔が覚えられない高校生黒田勝久が主人公の忘却シリーズ第2弾。『家族の肖像』は黒田家のボーっとした飼い犬ルイが行方不明になってしまう話ですが、犬が家族の中で自分の地位をどう認識しているかという特性をモチーフにしてお間抜けな黒田家の面々を描いているのが佐々木倫子氏らしく、今にいたる知的にしてとぼけたギャグセンスがよく出ています。『魔の席』はあるカップルのドタバタに勝久が巻き込まれる話ですが、勝久をフォローする友人三本木と戸川滋比古の活躍(?)とやり取りが笑えます。『君の名は』は勝久がせっかく同級生のカワイイ女の子に愛された(?)のに顔を覚えられないためにお間抜けな結果に終わるという顛末で、いずれも人物描写とセリフ回しに佐々木倫子氏独特のギャグセンスが発揮されています。他シリーズ外の3作品も収録。『Heaven?』ほど高度に洗練されていないのがまた味わいのある初期作品集です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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