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ディジタル著作権の商品レビュー 集大成
現在の複雑な著作権法は、法曹界でも別領域の専門家では追い切れないといわれる。本書は、日本の著作権法の根底にある思想をつかみ出して明晰な解釈を提示する画期的な仕事であり、著者の長年にわたるさまざまな主張が一冊に凝縮されている。プログラマー出身の著者は、法律をプログラムとして理解しているのかもしれない。ある法の意図はどこにあるのか、それを別の条項と組み合わせるとどのように動作するのかという機能性は、考えてみればプログラムであり、著者にはすらすらと応用できるもののようだ。現著作権法のわかりにくさは、もとのプログラムに異様な量のパッチと拡張機能を背負わせた状態からきているとあらためて感じさせられる。 背景と将来像について勉強になります
著作権の成立過程を追いながら、背景を検証して、最終的には著作権処理の将来像を提起している。なんと言ってもこの「提起」が貴重だ。前例主義に重きを置く(と感じられてならない)、解釈論中心の法律家にはできないアプローチだと思った。たしかに理科系出身の著者が法律解釈を検証するところがすでに異色である。しかし私には内容が理解しやすかった。おそらくそこには「基準が明確な、デジタルな判断」があるからだろう。 良い本です。
この分野の本は、海外の制度(しかも大抵はアメリカ)を紹介しただけだったり、勝手な思い込みから大風呂敷を広げていたり、総花的に問題を拾っただけだったり、となかなか良書が少ないのですが、本書は違います。デジタル化、ネットワーク化が進展する中での著作権制度の課題を、法律、判例、技術の正確な理解に基づきながら、独自の視点から冷静に分析しています。筆致が柔らかで文章が読みやすいのも好感が持てます。 著作権問題に興味のあるひとなら必読
学術書なので、とっつきは悪いかもしれませんが、 本の最新売り上げランキング - トップ10
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