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パパラギ―はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集の商品レビュー 僕は後戻りできません
なるほど、文明というものは酋長の指摘どおり、実は行く末は袋小路で、結局人を不幸にするだけの小賢しい営みなのかもしれない。しかし、その一方で文明が人から死を遠ざけたことを忘れてはならないと思う。未開の地では、子供の死亡率は高いに違いない。日本でもわずか50年前まではそうだったのだ。死んでゆく子供をなすすべもなく見守っていくしかなかったのである。もし、死を子供から遠ざけることができるなら、人生からすべてを奪ってしまうと警告されている「職業」にも甘んじて就こうと思う。文明と未開のどちらを取るかと言われたら、私はこの一事を持って文明を選択してしまうと思うのだ。それが酋長の言う悪魔の選択となったとしてもである。 経営者は皆読んで欲しい
仕事とは何か? コスモポリタンとしての自分を思い出す
出張で日本を出る用事があり、ふとコスモポリタンとしての自分を思い出し再読。 本棚の「南の楽園」
キーワード: 飾らない言葉、飾らない思想!
一読、笑いながら楽しく読み、驚き、自分の姿を振り返ってしんみり。そして何度でも読み返す本、これほど不思議な魅力にあふれた本は、それほどない。タイトルだけ見れば、手に取る読者がかなり絞り込まれてしまうのが残念。素朴であるがゆえに力強い言葉、純粋であるがゆえに根本を見抜く鋭いまなざし。あるときは太古の神話を語る語り部のように、またあるときは預言者のように、その言葉はさまざまな色調で響く。現代社会に疲れ、癒しを求める人、文明批判を読み取る人、スローライフの原点として、社会的なメッセージを読み取る人、読み方はさまざまにできるけれども、どのように読んでも、他の本からは決して得ることのできない「何か」を手にすることができる、その意味で稀有の本であるということができる。しかし、この「演説」の底流にあるのは、言い知れぬ悲しみ、怒り。だから繰り返し読み、繰り返し考えることによって残されるものは、やはり絶望的なわれわれ文明人の姿。自分たちが、もはや引き返すことのできないところまで突っ走ってきてしまったことを思い知らされ、暗澹たる思いにとらわれる。しかし、この語り部は決して絶望しない強さを感じさせる。その言葉に怒りと、悲しみがにじむときでも、カラッとした風通しの良さ、すがすがしい健康さがある。この健康さが、やはり最後に、読むものを救われた思いに導いてくれる。単純にしておく深く、一言ではいえない魅力を持った本。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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