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ウェブログの心理学

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ウェブログの心理学の商品レビュー

5.0 非常にフィットした研究に共感
2005年3月出版のこの本ですが、一年以上たった今も、ウェブログは、大流行を続け、もはや生活に浸透してきた感が強いですね。同時にSNSもヒットし、自分の周りでインターネットを使う人たちのほとんどが、何らかの形で、ブログがSNSのIDを持っているというのが現状です。そんななか、この「ウェブログの心理学」は社会学的な視点をもち、日本のインターネットの歴史を丁寧に描きつつ、どのような社会背景そして、どのような心理のもとに、人々はウェブログを書くのかということを分析し、まとめてくれました。


歴史的な流れも理解でき、インターネットのコミュニケーションがどのように発展してきたかということをよく理解できました。
HPの更新というのは、従来、大変な作業だと思いますが、このウェブログであれば、だれでも簡潔に更新ができるので、毎日でも書くことができます。なかなか毎日書き続けるというのは大変なことですが、それでも書くことで自分の気持ちを整理し、自己表現でき、また、自分の書いたものに共感する人が現れ、コミュニケーションが始まると、非常に楽しいものです。様々な人たちの意見を読むことができ、多くの情報をももたらしてくれるこのインターネットの双方向のコミュニケーションを、たとえこのウェブログの流行が終わったとしても、人類が手放すはずがないと。一度覚えた便利さや快感を、そう簡単に人々が放棄するはずがないということなんですね。確かに私もその意見には共感します。インターネットやケータイの便利さは、画期的なものでしたが、世間一般ではどちらかというと否定的です。どのような新しいメディアも、必ずそのスタート当時は、否定的な意見が多く、本やラジオでさえ、スタート当時は体への害があるなどと言われていたそうです。今は賛否両論のインターネットやケータイですが、もうまもなく新たなステージにのぼっていくことでしょう。
インターネット十年の歴史や、特に日本のインターネットの発展に寄与した日記文化の流れなどをきちっと理解することができ、インターネットのコミュニケーションとは何なのか、ということをじっくり考えることができました。
また、ウェブログの歩き方もとっても参考になりました。このような研究をまとめることによって、人々の認識が広がり、インターネットを利用する人のリテラシーが上がり、インターネットの環境が、より健全なものになることを心から願います。ウェブログを書く皆様、総てにお勧めいたします!
5.0 数年後に読み返しても価値の減じない本
いまだ出版ラッシュの続くウェブログ関連書籍だが、数年後に読み返してみても価値を保っているだろうと思われるものはほとんどない(『ウェブログハンドブック』くらい?)。ハウツー本はもちろんだが、その他の書籍も、せいぜい著者の身辺のごく狭いコミュニティでの経験を基にしているだけなので、視野が狭くてとても一般化できるシロモノではないのだ。しかし、WWWの黎明期から研究を続け、しっかりとしたフィールドワークまでこなした本書の著者たちは、経験の厚さ、視野の広さ、どれをとっても文句のつけようがない。

特に「歴史」を扱った第2章は重要だ。10年に渡るウェブログの歴史の中で、昨今のブームはたかだか1、2年のことである。そこにだけ着目した議論がなんと底の浅いことであるか。現在問題になっていることのほとんどが過去に登場済みであることがわかるだろう。「本質」に目を向けるいいきっかけになる章である。

そして、1997年の調査を元にした第3章。「Web日記」を「blog」に置き換えてもなんの違和感もないこと、また第4章と読み比べて、今と当時との違いはせいぜい「カネの匂い」の有無くらいである(カネの匂いはけっこう重要な軸ではある。が、あまり踏み込まなかったのは本書の立ち位置のせい?)。いまだに「Web日記とblogは違う」とか、自分の感覚だけで言ってる二元論者は、こういう事実を知るべきである。ウェブログは二値で分けられるものではなく、二次元スペクトルのどこかに位置づけられる、境界のあいまいなものなのだ、ということがよくわかる。

あと個人的には、第4章の「おわりに」が、ちょっと感動的な締め方だったのがよかった。そうそう、続けることが重要なんですよ。

5.0 絶好の時期に出版された、気鋭の社会心理学者によるSNS、ブログの研究・解説本
附録が充実している。まず、附録から読み始めるのが有用度の高いこの本の活用法かもしれない。

特に「ウェブログの歩き方」は、著者たちの社会心理学の学識と、実際に使いつづけてきた経験と洞察に裏打ちされた、目的設定の考え方、やり方が具体的に例示されており、実にわかりやすい。ウェブログやSNSを始める前の人、はじめたばかりの人がどのような気持ちで臨んだら良いかがわかりやすい。

また、ウェブログの年表も貴重だ。90年代の日本での展開。タイプパッド以前の日本での日記サイト、コミュニティサイトの展開。これがきちんと整理されている。

この労作なくして、昨今の日本のマスコミによる、ブログもSNSも→アメリカ産→アメリカで流行→日本に飛び火という図式が定着してしまっただろう。なぜ、SNSやブログのユーザが増えるのか、それが、それ以前の日本におけるネットを使ったパーソナルコミュニケーションのあり方との連続性が、いつまでもわからぬままになっていただろう。

日本でも長きにわたって、模索され、実行され、雛形もあり、ユーザもいて、ニーズも顕在化していた。という点が、この著作によって公正に評価され、丹念に歴史が辿られているのである。

この他にも、気鋭の社会心理学者たちの実際のウェブログ体験を踏まえた洞察があふれる。

特に、昨今のmixiの盛り上がりに関する以下の洞察は本質をついているのではないかと思える。「アクセス・コントロールの機能を備えた日記を手軽に書ける点」が「目立たずにある程度の人に読んでもらえるのが良い」というニーズを持つ人が「相当多い」。

日本のマスコミも、あるいは、ブログ礼賛を目立って主張する人たちからも示されることの無い、日本のユーザのコミュニケーションニーズの本質なのではないかとも思える。

その他にも洞察には事欠かない。

4.0 人がWeb上で公開日記を書く理由を教えてくれる本
本書の行う分析は,目新しい「驚き」は提供してくれません.自分でウェブログを書いている人であれば,当たり前のことを難しく説明し直している印象を受けるかもしれません.しかし,日本における,Web日記に書かれる内容の類型や書き手のスタンスの類型,Web日記書きのモチベーションを支えるスパイラルモデルの提示,Web上での日記コミュニティの発展の経緯などが概観できる点で,興味深い考察になっていると思いました.
5.0 ネットの先輩たちから話を聞くように
タイトルの「ウェブログ」はなじみが薄い言葉だけれど、いま大流行のブログは
この「ウェブログ」の短縮形。この本ではネット上の個人ホームページ全体を
対象として扱いながら、なかでも日記の形式を取るコンテンツ(ウェブログ)に
特に焦点を当てている。

ネットの日本での発達の歴史がわかりやすくまとめられていて、
自分が参加する前の事情もわかり面白かった。わずか十数年のことなのに、
状況の変化は隔世の感があるのだ。著者はみなその間の事情に詳しく、
ちょっとした「昔話」を先輩から聞いている気分になった。

この本のなかのいわゆる心理学的な記述に関して、個人ホームページを持って
何年かにわたって書いている人なら、「わかる、わかる」と頷く個所が
多いだろう。日記を書くということは、自分の心をのぞきこむことであり、
読者とのやりとりに一喜一憂し、他サイトの書き手との関係に注意を払い、
ネット外の自分とネットの自分との関係についてあらためて考えることであり、、、
要は誰でも「心理学」に非常に近いところにいるのだと思う。

ネットの読み手はひとつのサイトのなかを自由に移動したり、リンクを通じて
つながっている他のサイトにも移動したり、また戻ってきたりするわけだが、
それを「読み手であるわれわれが自分なりのテキストをつむぎだしている」
という指摘が面白かった。
また、日記中心の個人ホームページがごく普通の一個人の記録になっていること(縦)、
そしてリアルタイムで他の人たちがどう生きているかを見ることができること(横)、
この縦と横の「絶妙の相乗効果」があるという表現もうまいなぁと思う。説得力がある。

ところで、「つながる」ということはネットの一番の特長だろうけれど、
わたし自身は現在流行のブログやMixiなどのソーシャル・ネットワーキング・
サービスについて、「安易につながりすぎ」あるいは「つながりたがりすぎ」だと
少々苦々しく思っているのだけれど、この本の著者たちはウェブログの将来について
できるだけ肯定的に見ようという姿勢のようだ。
巻末にはこれからブログを始める人へのガイドもあって、著者たちが
研究対象としてだけでなく、きっと個人的にもネットをたいせつに考え、
育てようとしていることが伝わってくる。好感の持てる本だ。

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