冒頭の解説は分かりやすいと思います
途中、世界の動向の紹介が大部を占めているが、わかりやすかったのが、冒頭の「情報アクセシビリティとは何か」である。バリアフリーが和製英語であるなどの概念整理から始まり、障害の程度の正規分布曲線から、政府の障害者の定義とビジネスの可能性を導き出すところ、ユニバーサルデザインと専用デザインのすみわけなど明快である。また、「情報検索エンジンは視覚障害者である」などの比喩もなるほどと思わせる。
後半には5本の論文が掲載されている。「企業のモチベーションをどう動かすか」などテーマとしておもしろいものが多いが、もうちょっと突っ込んで分析してほしかった。