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前巻の読んでるこっちが恥ずかしくなるくらいのラブラブ展開から一転、 今度はやたら不穏な方向に話が動き始めるタカマル15巻。 ゆきえとタカマルの関係に進展は無いのだが、逆にそれを妬んでいた百刈にはいろいろと出来事が。 「S,M.L」への反逆を遂に目論んでいたことが判明した難波部長。 その彼に弱みを握られて事実上の引き抜きをされてしまう。 ただ百刈本人は不服に思いながらも 本家「S,M.L」が叩き潰されればゆきえはタカマルに愛想を尽かすと考え(タカマルは時期部長の可能性があったので)、 協力をしてしまう。その一方、百刈にゲーセンで悪質ともいえる態度と程度でボコボコにされた鬼島という新キャラが復讐にやってくる。 しかも!復讐に来たはずが逆に百刈にホの字になってしまうという素敵展開。 主な見所はこの辺だと思うが、相変わらずのゆきえさんの優しさが眩しかったり、康平が綾に本格的に惚れ始めたりとサブキャラももちろん活躍している。 この巻を読み終わって思ったのは「次巻は更に面白くなりそう!」ということだった。 13〜14巻のゆきえとタカマルの一悶着がある種のピークだったと思うのだが 更に「百刈と鬼島」という新たなトピックを入れることで更なる盛り上がりを展開しようという作者の意志を感じた。 ゆきえとタカマルの進展も楽しみなのだが、百刈が今後鬼島にどういう態度をとっていくのか、 そしていよいよ本格的になった難波部長の目論見、というか反逆はどのような結末を迎えるのか? と、いった風に今後の展開の妙と近藤るるるるの手さばきに大いに期待を抱いた巻だった。 もちろん新キャラの鬼島が面白いので十分一つの過程として楽しめる一冊。