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2006年のいじめ自殺連鎖の際の、メディアによる学校や教育委員会へのバッシング。 視聴する立場としては、そこに正義感も感じられたが、それで何かよくなるのかと、やるせなさも禁じ得なかった。 本書の著者は、記者の家庭で育った経験や、メディアと共同してきた経験から、前向きな実践知を示している。 すべてのメディアと共同することは難しくても、ひとりの記者と共同できていれば、きっとメディアと敵対することは無いだろうと、教育関係者に訴えかけている。 特に、管理職は必読。
教育書の中でも「メディアって何?」みたいなテーマの本は最近あふれているけど、ほとんどが実践がなく、「結局何?現場でどうすればいいの?」って今まで思っていました。 「でも、この本はすごい!!」元中学教諭で教育委員会指導主事で、現在大学で教鞭をとっている著者だからこそ言えることがつまっています。 1部では教育育現場での具体的な事例をあげながら、教育界とメディアとの関係を説いていきますが、特に「メディアとわたりあう」ところでは生々しい記者会見風景が想像され、実践知として大いに役立ちます。2部では新聞記者との対談があり、著者とのやりとりが教育界対メディア界だけではなく、人対人の熱い血が流れている感じがしておもしろかったです。 「教育関係者が知っておきたい」とあるけれど、そうでない人でも十分勉強になります!!