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子供の頃にやっていたことを 今でも続けているような方々が登場 小さい時にやっていたことを、 現在の仕事に活かしていないとすると。 何処かで流されたか、道を間違った可能性があるかもしれない 北川一成さんは、小学校に入る前から パースを効かせてサンダーバードを描いたり 岡本太郎に影響を受けて抽象画に走ったり 家業の印刷屋を継ぐまでの課程を 兵庫人の口調でテンポ良く語ってくれます。 「美大を出て電通、博報堂みたいな大手に行かないと デザイナーとして成功しないと思っている人は、 どの道その程度のデザイナー にしかなれないですよ」 と、歯に衣着せぬ物言いは佐藤直樹さん 遅咲きの信藤三雄さんは、 こどもとして「素直に表現する」ってことの重要性を説く 会いたい人には、すぐにでも会いにゆく、 その行動力が、後の活躍に繋がる・・・ 「かっこいいこと」や「モチベーションの維持」についての話、 会社勤めにはまるで向いていないエピソードなど。 お小遣い、一日十円時代から創作活動をしていた祖父江慎さん 幼い頃から、目を回すことが好きだった少年が 大学時代の「迷子ごっこ」を通して、 大人になってから、目が回るような生活に飛び込むハメに。 読書カードを媒体にして、出版社で働くことになるくだりは、 昔の時代ならでは。 印刷所への緻密な指定が最高に面白い 「スクリーン線数20線の網点を45度の角度で正円で入れて、 その網点の色はシアン何%+マゼンタ何%+イエロー何%、 それに対して抜き合わせで全面に色ベタ インキ配合率はFグロスメデューム94%+28金赤1.5%+・・・」 「こんなの提出したら嫌がられるかな?」 と思った案が通っちゃうのもデザイナーの醍醐味であると。
破天荒な生き方をしている人に対して憧れを抱く価値観の持ち主なら文句なしに楽しめるでしょう。デザイナーという職業に必要な何かがこの本の中には確かに存在しています。「行動力」こそが肝でしょうか。
デザイナーという職業。分かるようで、分かりづらい。 どういう人がデザイナーになって、どういう経歴の人がデザイナーになれるのか。 どうすればデザイナーとして成功出来るのか。 本書は様々な経歴から、現在デザイナーとして第一線で活躍するデザイナーのインタビュー集です。 どんな幼少時代を送ったのか、当時から絵がうまかったのか、 どんなものに影響を受け、いつデザイナーを目指そうと思ったのか、 デザイナーとして成功するまでの人生を語っています。 キャリアパスは比較的、美大卒生が多かったり、印刷関係で仕事をしていたりと言ったバターンが多いようです。 と言うのも、本書で登場するデザイナーがエディトリアル関係の グラフィックデザイナーとしての仕事が多い方を選んでいるせいもあるかも知れません。 もう少しいろんな分野のデザイナーを集めるなり、 逆に特化してしまった方が良かったのかも知れません。 それぞれキャリアはそれぞれですが デザイナーのキャリアパスにもいろいろあって、 決して絵が上手くないとなれないわけでも、 美大卒でないとなれないわけでもないと言う事。 また、インプットももちろん大事だけれども、アウトプットを積み重ねて、 実際に行動する事が大事。(デザイン事務所やデザイナーの方に見てもらう) そして、どの方にも言える事は、何かの点で執着心がすごいあると思います。 それは美意識だったりするのかも知れません。 デザイナーを目指している方には、何か参考になるかと思います。