一人一人に対するエール
国内初の
個人向け不動産コンサルティングサービスを
たちあげた著者の『仕事学』ということで、
いわゆる、成功哲学か成功ノウハウに
近い内容かなと思い読みすすめたが、
大きな勘違いであった。前半は、現在の不動産業界がかかえる
”当たり前のことが当たり前”にできないという
現状が赤裸々につづられている。
大手企業の不祥事などが、
毎日のように報じられる現在、
どの業界でも、
この”当たり前のことが当たり前”に
できなくなってしまっている。
この本に書かれている内容は、
不動産業界に限ったことではないのであろう。
後半は、
そういう中で、
著者自身がどのように感じて、行動してきたか、
そして、現在どうあるかが書かれており、
その言葉ひとつひとつが
この本を読む、一人一人に対するエールのように感じた。
但し、言葉は非常に厳しい。
覚悟して読むように忠告しておきたい。(笑)
ソフトな中に鋭さを見つけました。
今まで、不動産に関する書物ばかりでしたが、
今回初めて、「長嶋修さんの本」という事で手にとりました。彼自身の、不動産業界や仕事に対する“志”が込められていて、
それが、他の本のように、決して、こうしなさい。とか
こうでなくてはならない。という、恩着せがましくなく、
あくまでも、私はこう思って、だからこういう風に行動して、
そして今がある。
という事が自然と書かれていました。
共感する部分はたくさんありましたが、他の本のように読み手が自分に対して得るものがあるのでは。と期待して読むと、ちょっと違うかもしれませんね。
長嶋さんは、押し付けているのはなく、教えてくるのではなく、
語っているように思いました。