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もともと、有機化学美術館というHPから生まれた本です。 化学知識が乏しい私にも分かりやすい内容で、とくにフラーレンやカーボンなのチューブに関してはかなり熱く語られています。 特に感銘した点としては、白川博士の発見がノーベル賞を受けたのはマスコミでは偶然の産物であるかのごとく語られていますが、ただの失敗と捉えずにそれに着目したこと、それを実用レベルにもって行くための発想と試行錯誤があってのことであると語られている点です。 わたしも理系の端くれですが、ほとんどの作業は地味で単調なものです。 でも、それは世界的大発見でも同じであるとわかり、なんとなくうれしかったです。 惜しいのは、記事がHPとほとんど同じでサイトを見ている人にはやや新鮮味に駆けた印象があったことですね。 できれば書き下ろしの記事がほしかったです。 この本は現役の研究者によって有機化学の面白さが分かりやすく書かれており、理科離れが進んでいるといわれる今の学生にこそ読んでほしい一冊です。
少しでも有機化学を学んだ事のある人なら誰でも楽しめると思います。文章も分かりやすく、興味をそそる内容ばかりです。 ただ、Web版の方がさらに内容も豊富なので、先にこちらを見た私にとっては少し物足りない気もしました…ので星は4つです。 パソコン上でなく、じっくり読みたいって人はぜひ!!
この書籍は美しい有機化合物についてのWeb連載記事を再構成して纏めたものですが、 それなりに抜粋されているので、Web版であったのに、書籍版にない記事というものが多々あります。 文章は読みやすくなってますが、量が減ってしまっているので、星四つ。