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マインドマップから始めるソフトウェアテスト

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マインドマップから始めるソフトウェアテストの商品レビュー

4.0 目指せテストマッパー
第1部では、ソフトウェアテストって?マインドマップって?といった基本的な紹介。品質と健康とを対比した説明はテストPRESSにも見られましたね。

第2部では、多くのページ数をさいて、実際のソフトウェア開発のケースを例にしてマインドマップを使ったソフトウェアテスト(仕様分析〜テスト報告)の段取りがわかりやすく解説されています。テストPRESSでは、テスト設計からテストケース作成までの解説のみでしたが、書籍化されたことによってそれ以外の応用についても言及されています。本書は新人クン向けでもあるが、「テストカテゴリ」やIEEE829「テスト計画書テンプレート」などは、僕も勉強になるし、ナゼその項目が必要なのか、必要でないのか、などを再学習できた。負荷テストについての創発がメインで取り上げられていたが、負荷テストにマインドマップのようなブレーンストーミングを取り入れたことがなかったので、再度じっくり読んで、活用できないか検討してみようっと。

第3部はデジタルツールについての紹介。僕も最近はFreeMindを使ってみるようにしたけど、イマイチスピーディーに使いこなせていない気がする。やはり手書きが一番か??

第4部は本書のまとめ。「気づき」を得ることが第一。フランクリンコビーの研修でもこのマインドマップをツールとして紹介していたし、「気づき」を大切にするという共通点があると思う。
5.0 ソフトウェア試験の意図
ソフトウェア試験の意図をよく掘り起こしている良書だと思います。

ところで、本書ではV字モデルといって、要求分析から受入テストへ矢印が伸びています。
受入テストから要求分析へ矢印がのびてはいけないのでしょうか。
V字モデルというものを、何か限定的に捉えている根拠がわかりませんでした。
また、マインドマップとは、意識図、脳図、意図図のどれでしょう。
あ、意図でいいんだ。意図には図という漢字が含まれているから。なんだ、日本語の方が解りやすい。

本の表題は、「ソフトウェアテストからはじまるマインドマップ」のように順番が逆の方がよかったかもしれない。あるいは、「ソフトウェア試験の意図」でもよいのかもしれません。
5.0 マインドマップとソフトウェアテストとの組み合わせが面白い
ソフトウェアテストとは何かが丁寧に解説されており、
ソフトウェアテストの基礎を学ぶ事ができます。

ソフトウェアテストの本は難しい本も多いですが、この本は分かりやすく書かれており、
テスト初心者も簡単に理解できると思いました。

またマインドマップをソフトウェアテストに取り入れる考えが斬新で、
テスト設計とマインドマップの相性の良さを感じました。
ベテランのテスト技術者もテスト設計に参考になります。

テスト技術者を目指す人は、本書に目を通し、ソフトウェアテストの基礎を学んでから
他のテスト技術関連の本を読む事で、理解が早まるのではないでしょうか。
5.0 「ソフトウェアテストとは何をすることか」も理解できる
テストとはどういことをすることなのか、テスト計画、テスト設計、テスト実装、テスト実行は何をするのかがわかり易く書かれていて、長年ソフトウェア開発にたずさわってきた私にとっても、十分価値のある本でした。
硬くなりがちなテスト関係の本ですが、ところどころにあるマンガがあったり、 手書きのマインドマップが出来上がっていく様を載せてあったりと、工夫が感じられます。
負荷テストの章は一見の価値有りです。
4.0 テストという仕事の意義と段取りが理解できる良書
マインドマップという単語に惹かれて読んでみましたが、「はじめに」で筆者が主張しているように、テストの作業工程に焦点をあて、しっかり書かれています。

自分のことを振り返ってみても、新人にテストを教えるのは大変なのですが、テストの意義とイメージをつかんだうえで、テスト行程とその作業の説明がされているので、新人にテストという仕事を理解させることができます。いままでこういったテストを仕事として行うためにはどうすればいいかという本はなかったので、目新しいと思います。

また、マインドマップを使って思考の見える化を行うことで、新人は自分の考えをまとめることができ、先輩に説明を行うことが容易になり、一方先輩は新人の思考が見えることで適切なアドバイスを与えることができます。テストは個人の頭の中だけで行われることが多いので、コミュニケーションの手法として非常に効果があります。

内容はほとんどテスト技法に触れられていないのですが、巻末のブックガイドで保管すべき知識を得るための本が紹介されているので、それも役に立つでしょう。テストの入門書を読むための入門書と考えると合点がいきます。

教育効果が非常に大きいので、先輩が新人に与える最初の一冊として最適だと思います。
また、先輩も部下の指導に参考にすることができるでしょう。

ただ、中間成果物としてのマインドマップを作成した後に、ドキュメントに落とす部分がもう少し詳しく書かれていたら良かったと思います。
この点が残念だったのでマイナス一点としました。

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