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君は、ウルトラマン80を愛しているか(仮) (タツミムック)の商品レビュー 80再評価
なんとも嬉しい、80の本。 もちろん、愛しています
ウルトラシリーズの中でも特に不遇をかこってきた『80』だけに、こうした再評価の試みがようやくにして出てきたのは嬉しいところです。「ウルトラマン先生」を生んだ時代背景やキャラ・ストーリーの魅力、特撮の魅力など、『80』という作品が多面的に考察されています。『80』全体を貫くテーマとして「結ばれない絆」を析出した考察は出色のほか、番組の前面からは1クールで消えた「ウルトラマン先生」の要素が、後の展開でもさまざまな形で最終回まで生き続けている、という指摘も興味深いところです。ただキャスト、スタッフへのインタビューで、思い入れ深い人たちとそうでない人たちとの落差が大きいことを改めて思い知らされ、事実とはいえこれは残念なところですね。 80研究の基礎資料
辰巳出版のウルトラ本シリーズの最新刊。既刊の第2期ウルトラ評論本に比べると、批評の水準が若干低い印象がある。これは『ウルトラマン80』という作品が今まで再放送にあまり恵まれず、ソフトとしても過去にLDが発売されただけであるため、視聴の機会の少なさがファンによる議論の盛り上がりを欠いてきたためかと思う。だから今後はこの本をベースに、80に関する議論が深まっていくのを期待したい。 緻密なウルトラマン80論
『ウルトラマン80』はシリーズ中でもマイナーな作品といわざるを得ない。ちょっとウルトラに詳しい人でない限り、聞き覚えのない作品であると思う。ただ、完成度は非常に高く、第2期ウルトラシリーズの反省や成果を盛り込みながら、「怪獣とは、人間の精神の負の部分の現れ」という明確なテーマを持ってつくられている。その上で様々な娯楽性を伴っている好作品なのである。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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