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自伝からはじまる70章―大切なことはすべて酒場から学んだ (詩の森文庫 (101))の商品レビュー 無頼漢とはなにか
~一般人とは一線を画す人々を僕たちは好む。 おすすめ
田村隆一。ひょっとすると教科書で見かけた人もあるかもしれない。写真も掲載されていたかもしれない。彼の晩年の精悍な表情は彼が歩んできた道を感じさせた。長く険しい道だ。彼は、戦後、廃墟のなかでもう一度、美を見つめなおし、言葉というものと徹底的に闘った現代詩人の代表格だった。軽妙で見事な文章だが、書かれていることは大事なことばかり。何回読んでもぼくたちは感動し、そして、ああこんな時代があったんだなあ、と思う。酒場で見かけた詩人たちの喧嘩や、奇声をあげる主人、そして酒を愛すひとたち。なんだか当時―一番詩が熱かった時代―に戻ったみたいだ。また、彼の詩を読むときは、なんだ目頭が熱くなってしまう。(これは言いすぎかも。)昔、戦争があって、詩人達が生まれて、それに熱狂した読者たちがいた。この本に書かれたコトバはどれもこれも復活させたいのばかりだ。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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