理系の学生,院生の入門書として
理系の学生,院生の入門書として,読んでみて欲しい本です.私は,大学教員ですが,
論文がうまく書けない学生,特に,論文の論理・筋道がはっきりしない学生に読ませる本はないかと思っていましたが,
この本は推薦できます.
本に登場する具体的な内容については,分野が違った場合,それほど参考にはならないかもしれませんが,
論文の【どこ】に【なに】を【どのように】書けばいいのか,という点については分野にそれほどの違いはないでしょうから,この本の第3章は大いに参考になります.
また,この本のタイトルには「英語論文」と書かれていますが,
論文の構成に言語は関係ありませんので,日本語で文章を書く場合にも同じように当てはめて考えてよいでしょう.
初めて論文を書くことになった学生,院生が,入門書として,気軽な気持ちで「読み物」として読んでみるのがいいと思います.
次は是非プレゼン本を
私は理系の博士課程の学生なのですが、我々理系の学生がどうしても避けて通れない壁として英語論文の投稿があります。
当然ながらそれまで英語の論文なんか書いたことがあるわけもなく、藁をもすがる気持ちでいろいろな本を買いました。そのほとんどが文例集的なものありましたが、本書は著者の経験を基にし、大局的な見地から説明しており、とても参考になりました。
前者を戦術的なものとするならば、後者は戦略的なものといえるでしょう。また英語論文を書く際に誰もが迷ってしまう冠詞や時制などをピックアップし、説明されていたのもとてもよかったです。次は我々理系の学生が避けられない壁であるプレゼンテーションについての本が出てくれれば、と思います。