商品の情報
ストリング理論は科学か―現代物理学と数学

ストリング理論は科学か―現代物理学と数学

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

ストリング理論は科学か―現代物理学と数学の商品レビュー

5.0 "Real World Out There" is "Not Even Wrong". 対称性(保存則)∋ 因果性
原因が結果に先行するという因果律・・・
「光速より速く伝わるものがないので、光の進み方がわかれば、
特定の事象がどの事象の原因になったかを決めることができる(スモーリン著『迷走する物理学』)」
関係とは因果のつながりだけなのか?

(因果性ではなく)対称性こそが、関係する力を決定し、保存量を定義できる、根本原理なのだと著者は述べている。
実際の粒子や力は、「対称性が実現する体系の配置が不安定(スモーリン著『迷走する物理学』)」であること、つまり、
現実の関係(偶然)によって、対称性が自発的に破れた結果として、区別し得た訳である。

ところで、スーパーストリング理論には「根本的に新しい対称性原理」がなく、理論から出てくる予測がない。
(超対称理論(≠標準モデル)には、あまりにも「膨大な新粒子と未知の力」が登場し、
「理論が何かを予測する力を破壊してしまっている」)

因果律(interaction 局所的相互作用)のみならず、相関関係(correlation 非局所的相互作用) をも包摂する "対称性" を擁護したい。
5.0 そうですか・・・ストリング理論は失敗したのですか・・・
高校生だった90年代初頭。「超統一理論」の完成は間近で、その最有力候補が「超ひも理論」だという科学記事を読んで物理学史マニアだった僕はすっかりコーフンしたものですが…あれから数えても20年近く、そうですか…失敗したのですか。あれだけフィーバーしていたのに失敗するなんて…正直ショックです。

単に理論の予測が実験的に反証されたという意味での失敗なら科学という厳正な営みには必ずつきまとうことですが、ストリング理論の場合、ついに20年以上の長きに渡り検証可能な予測をひとつも出せずにいるという意味での失敗。つまりは「失敗した科学理論」なのでなく「科学として失敗した理論」なのだというわけですね…ますますショックです…

ストリング理論が物理学としては失敗したとしても、その探求を通じて数学と物理学に実に実りの多い交流が果たされたことをウォイトはストリング理論の功績として認めており、実際本書は、数学史の視点から見直したなかなかお目にかかれない実に興味深い量子力学史を教えてくれます。数学者ヘルマンワイルがシュレーディンガーやハイゼンベルクといった名前とほとんど同じくらい重要な意義をもった人物として描かれた物理学史の啓蒙書なんて他にないんじゃないかと。本書のセールスポイントは案外この「数学から見た量子力学史」にあるかもしれません。
3.0 素人が読める本ではない
率直に言ってこの本はかなり難解です。
私は数学と物理の知識はかなりあるつもりですが、それでも内容は2割ほどしか理解できませんでした。数式は殆ど無いものの、ほんの数ページ読むだけでもかなり骨が折れます。とにかく1行辺りの情報が濃くて着いてゆけないのです。おそらく日常的に、量子論等を有る程度職業として使っている人で無いと、勘が働かず、議論についていけないと思います。

おそらく書いてあることはかなり正しいのでしょう。少なくとも作者の数学と物理の素養がかなり深く、かつ正確であることを「感じとる」ことはできました。但し、内容の正確性を論じる力は私にはありません。

私がわかったのは、超弦理論の未来はかなり暗いのだろうという点だけです。
もう少し噛み砕いた本がほしいです。
4.0 この著書の主張は決してあたらしい物ではないし、おとなしい主張だ!だが・・・。
レビューアーは1972〜1977年に大学院で素粒子論で強い相互作用の理論を専攻し、この時期に発見された諸理論は知っているし、勉強もした。専門以外にである。だから、原著「Not Even Wrong」はすぐ読んだが、同時にLee Smolin 「The Trouble With Physics 」も読んだ。レビューは洋書部門でしても良かったが、両著ともまもなく翻訳されるのを待っていた。ピーター・ウォイトの著書は数学を強調してるが、素粒子論屋には常識で、なにも新しき見解はない。2006年の本にしては情報は新しくなく、常識的である。素粒子論を専攻したものならば、理解不可能のところはない。この著書の大切な部分は残念だが、19.結論のみであるが、議論が少な過ぎる、著者のレベルここで解かってしまう。それはレビューアーにとってである。一般読者には、群の表現 etc 等が出てきて、著書の内容がテクニカル・タームでつまずく箇所もある。しかし、標準理論、ストリング理論の歴史は解かり易く書かれている。多くの物理ファンは他の啓蒙書で少しは慣れているはずだから読み通せる。次に著者のこの著書の刊行が本当に勇気がある行動であることを分かって貰いたい。著書にも軽く触れているが。そして、初めの章で莫大な予算が使われている事知る必要がある。ストリング理論が「Not Even Wrong」であれば、僅かな物理学と数学の新しき知識のために莫大な金額を浪費したことになる。単なる理論にである。この著書は米国でさえ刊行することは自分の地位を危うくするのだ。Lee Smolin の翻訳書「迷走する物理学」是非お読みになってほしい。二人の大きな違い哲学が、社会へのアピールがどれだけ異なるかお分かりになるであろう。その理由はレビューアーは書きません。読んでご理解下さい。この著書には新たな試みはあまり論じてない。物理学は数学ではない。著者はストリング理論を数学ではないと何度も言うが当たり前です。しかし、数学は科学であると述べているが、数学は科学ではない。この著書は「NOT EVEN WRONG」(過ちでさえない)という英語を広めた以外に何をしたかお考え下さい。カール・ホパー、ポール・ファイヤアーベントの哲学も勉強する良い機会です。



本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。
こちらもおすすめです
迷走する物理学
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 2,730
在庫あり。
超ひも理論を疑う―「見えない次元」はどこまで物理学か?
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 2,100
在庫あり。
ゼロから学ぶ超ひも理論 (ゼロから学ぶシリーズ)
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 2,205
在庫あり。
そして世界に不確定性がもたらされた―ハイゼンベルクの物理学革命
トポロジー―基礎と方法 (ちくま学芸文庫)
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,365
在庫あり。