ドリルでストレスのたまった親子に
子供は、漢字ドリルが嫌いです。
漢字テスト自体はできる子でも、ドリルは嫌がって親子ゲンカになることがあります。
でも、学年相当かそれ以上の漢字はきっちり読ませたい。
そういう子供に与える「本」として、好適です。
ピノキオ、おむすびころりん、ドンキホーテ、裸の王様、孫悟空、ごんぎつね、スーホの白い馬、注文の多い料理店の全8話で、多少原作から改訂されていますが、まずまず楽しく読める名作が揃っています。
初めは読み聞かせからです。
でもすぐに自分で読めるようになります。
しかし、読みがななしの文章には子供はなかなか進んでくれません。読みがな付き文章で8話とも読もうとします。親が読み聞かせをせがまれます。しかし、「自分で読め」「読みがななしの文章を音読せよ」と言うのを我慢して、気長に読み聞かせ、同時読みをつきやってあげることです。漢字が読めない子供は、大抵、読書量が少なくてひとり読みがなかなかできないようですから。
基本的に、読み聞かせで十分子供につきあえば、子供は学年より上の文章でも平気で読めるようになります。この本でなくてもよいのですが、子供にとってもまずまずおもしろく、漢字の網羅性、教材としての効率性で、この本はとても優れています。