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四日間の奇蹟 (宝島社文庫)の商品レビュー 豪華客船、肝腎のネタで、あえなく沈没
まるで白昼夢でも見せられているかの様なリリックな冒頭には、思わず瞠目した。これは、一年に一度出逢えるか否かの作品ではないだろうか?そんな言い様のない期待感が沸々と胸に込み上げてきた。 このミステリーがすごい大賞1200万円の価値なし。
タイトルどおりの「四日間の奇蹟」
主人公の指をなくしたピアニスト、サヴァン症候群の天才少女、これだけでも「レインマン」ばりの面白さにもかかわらず、そこに素敵な女性が現れて、しかも実は彼女は主人公に恋焦がれていた、という設定だからもう大変。しかも、さらにさらにまさにタイトルどおりの「四日間の奇蹟」。これらの定番ともいえるベタ設定をうまいこと利用して、うまいこと組み合わせた作品。 大賞を与えるほどのものかな?
設定がどうだの、これはミステリーではないだのといったことはさておいても、一言で言うと長すぎ。くどい。感動の押し付け感が強い。とりわけ登場人物の饒舌さは読むのに苦痛。もっともっと刈り込んで短く出来るのでは?短編であれば、もっとさらっと、余韻の残る感動を与えていたのでは? 過去これほど何度も泣いた本は無い
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