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マンガ 金正日 最期の日の商品レビュー 北朝鮮の内部崩壊の兆候と、恐怖政治の終焉シナリオ
04年3月刊「マンガ金正日入門2」に続くシリーズ第3弾にして最終章。第一部と ストーリーは面白い
前作、前々作、と比べ、フィクションのストーリーが前面に押し出されており、このストーリーは正直面白いが、漫画としての絵は最悪である。前作、前々作では金正日とその側近程度を描きわけることができれば十分であったのに対し、本作では登場人物が増え、作者の力量ではそれらを描きわけることが出来ていないので、漫画としては見ていられない。特に女性が描きわけることができていない。 小泉首相とブッシュ大統領、カッコよすぎます……。
前半は、クーデター未遂、製鉄所の暴動事件、国家的な麻薬の密売行為、そして日本人の拉致と、国内外を問わず金正日体制が揺らぎ始めた歴史的事実の再確認と検証に焦点を置き、後半からは、いよいよ本書の注目すべき、「金正日最期の日」へと至る架空シュミレーションといった感じの内容です。きっかけが中国との国境付近での武力衝突というシナリオには驚きましたが、決して荒唐無稽な設定ではなく、前二作も含め、なるほどと思えるデータや資料の裏づけからしても、金王朝崩壊の過程を興味深く読むことが出来ました。また、体制側の若きエリート軍人とその家族や、暗躍するスパイ、各国の思惑、ジャーナリストの日本人青年、脱北問題とそれを支援する組織の意義もからめて、ドラマ性も充分に盛り込んだ内容は、結末がやや予定調和的で、「その後」を描いていないのが残念な気もします。ボロクソに言われている小泉総理の、作者の評価は面白いと思いますし、日本人読者へのサービスなのでしょうか、日本人への扱い方は、カッコよすぎると思えるくらいでした。 リアルでおもしろい
マンガという形で北朝鮮の近未来を描いたのはおもしろい。マンガなので臨場感もあるし、複雑な政治背景などもわかりやすい。崩壊のシナリオはフィクションとはいえ、現状の分析なども細かくなされていて北朝鮮問題に触れるには格好の本だと思う。結末は言ったらいけないが、その展開は唸らせるものがあった。日本政府はこういうシナリオを考えているのだろうか。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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