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ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

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ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)の商品レビュー

3.0 ITの社会的影響
技術的な話は、ほとんどありません。また、Web2.0関係の話題はほとんどありません。ITの社会的影響についての記述が主です。本書の半分ぐらいが、放送(マスコミ)と通信(ネット業界)の融合についての話です。もう少し早い時期に読んで起きたかったですね。

放送業界というかマスコミ全体が国の保護に守られている業界だと思う。今のビジネスモデルが続いていくと思うがゆえに、危機感がなさ過ぎるように思える。将来的には、今のビジネスモデルが崩壊していくように思えてならないのだが。広告の仕方も一斉(マス)についてではなく、一人一人のニーズに応じた広告の仕方に持っていく必要があるのではないか。また、コンテナ(媒体)が変わっても、コンテンツ(番組)が維持できればビジネスモデルが維持できる。コンテンツの中にCMを入れるプロダクトプレースメントであるとか。コンテンツは変わらないけれどコンテナが変わったという例は、ラジオ局がポッドキャスティングを行うことであろう。

新しいネットビジネス企業(web2.0企業)であるミクシー、はてななど成功しているところでは、広告に依存したビジネスモデルを持っている。広告で金が得られるから、無料でサービスができるのであろう。新しいビジネスモデルを生み出すにはどうやってお金を獲得できるかというところがポイントなのであろう。
4.0 キーワードはコミュニティとパーソナライゼーション
 数あるWeb2.0本の山からこの本を選んだ理由は、技術そのものよりも、社会的影響を中心に論述しているからです。
 著者は理系出身ではなく、新聞記者時代に社会部でサツ回りを経験したという、Web2.0を語るにはちょっと変わった経歴の持ち主です。約10年の新聞記者生活のあと、月刊アスキーを経て、現在フリー。
 最近はIT企業取材に集中しているようで、この半年で4冊もIT関連本を出版しています。

 4月に出した『グーグル Google - 既存のビジネスを破壊する』では、インターネット上の世界(梅田望夫氏のいう「あちら側」)だけでなく、石川県のメッキ工場や羽田の駐車場のような、ITと全然関係なさそうに見えるローカルな会社がGoogle を利用して広告を出すことによって利益を出すことができた、というリアルな世界の実例をルボしていました。

 本書は、タイトルが示すとおり、Web2.0と呼ばれるインターネットの新しい波について考察し、この現象は泡のように消えていく運命にあるのか、それとも現実の社会に影響を及ぼしていくのか、著者なりの考えを披露しています。

 本書が取りあげるWeb2.0に関連する話題は、多岐に及んでいます。
 ・ウェブは、世の中を変えるのか
 ・活字を読む文化が復権しつつある
 ・マスコミは、テレビは生き残っていけるのか
 ・ウェブの世界の不思議な人びと
 ・ウェブに関わる事件と、個性的な関係者の分析

 興味深い話題に、それぞれ技術一辺倒ではない独特の見解を示しているので、読みながら「ああ、そうなのか」とうなずいたり、考えさせられたりしました。

 多くの「Web2.0」本の中で、割といい本を選んだように思います。
 技術よりITの社会的影響に興味のある方にお薦めです。
3.0 やっぱり正体不明なウェブ2.0
 インターネットとテレビや新聞との関わりについて詳しい本書は、海外と国内の事情の違いをからめつつ、今後のネット世界を占うといった趣向だ。ビデオ配信などにからむ著作権や放映権などの問題の総論としては良いと思う。ただ、やっぱりウェブ2.0は正体不明な言葉のままだ。
3.0 Webと既存メディアの争い、ITベンチャー企業の取材記録です
主な内容は、世間をにぎわした新聞社やTV局とIT企業の争いの解説、通信業界での争い、ホリエモンを中心としたITベンチャー企業の社長の行動や発言の解説、IT系の企業の歴史、ビジネスモデルの話、日本のインターネット文化などです。

技術的な話は、ほとんどありません。また、Web2.0関係の話題はほとんどありません。

新聞社にいた方が書いた本であるためか、特に、新聞がこれまでインターネット(企業)と、どのように対応していきたか、今後はどうか、に力が入っていた印象です。
この分野に興味があれば、参考になるかなぁ、、という気がしました。
3.0 ネットをとりまく状況がわかる…人にはわかるという本
最近目にするようになったWEB2.0って何なのか、読んでみればわかるかなあと思って手に取った本。しかし、実際にはWEB2.0が何なのか分かっている人のための本だった。インターネットの新技術と、それを使ったビジネス、そしてネットの登場ゆえに変わりつつある言論のあり方まで幅広く話題が展開する。自分のよく関わっているブログやミクシィ、2ちゃんねるの話はよく分かり、その問題提起にもうなづける部分があったが、技術論やビジネス論はあまりにもカタカナ用語が多くて、ピンとこないところもあった。

私は業界人ではなく単なる一ユーザーにすぎないから、まあがんばって下さい、という感じかな。しかし「ウェブは世の中を変えるか?」という問いに対して、変えるとしたら、その主体は業界人ではなくむしろユーザーなんだろうな、と思い、そこが面白かった。

誤植が多いのは宝島社らしいというべきか。テープ起こしの料金を「1分20円から30円程度。1時間の録音だと1万2000円から2万円程度かかる」と書いてある。計算あわね〜よ!

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