あの頃のアップルへの疑問が解決される一冊
なんで漢字トーク7.5から進化が遅くなったのか?
なんでいつもパワーブックが品薄だったのか?
なんでパフォーマのシリアルはひとつだったのか?
なんで時折マックがひどく値崩れしていたのか?
なんでふたりのスティーブは仲たがいしたのか。
なんでいつまでもラプソディが開発されなかったのか?
なんでBeOSが採用されなかったのか。 なんでNextに決まったのか。
なんでジョブズはなかなかCEOに就任しなかったのか。
どうしてジョブズは就任後、業績を急激に回復させることができたのか。
あの時のアップルの多くの謎が一気に解決する一冊です。
まさにギル・アメリオにしか書けない内容。
自由を標榜していたクパティーノが、実は管理能力とマーケティングと業務の調整能力が弱いだけだったとは。
貴重な手記
皮肉にもギルバート・アメリオが連れ帰り、そして最終的には自らを追い出したスティーヴ・ジョブスがアップルを救ったのは今となっては否定できない事実だ。しかしながらジョブスを連れ帰ったという一点のみでも彼は救世主なのかも知れない。あれほどだめだったニッサンが最後の最後にカルロス・ゴーンを連れてきたように。読めば読むほど本当に危なかったんだなぁ、というのがうかがい知れる。彼にしか書けない貴重な記録だ。
会社はやっぱり社長で決まる。最近その思いがますます強くなっている。