商品の情報
格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人 (ソフトバンク新書)

格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人 (ソフトバンク新書)

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

格差社会の世渡り 努力が報われる人、報われない人 (ソフトバンク新書)の商品レビュー

3.0 こんなに面白い本なんですが本屋に置いてません。
●かなり面白かったです。通説をなぞるような感じですが語り口が軽妙洒脱でかなりこなれてます。編集者さんが相当てだれなのか本人が若人と混じるようになって一皮向けたのか。早めに読めば3時間くらいでいけるでしょう。つっかえる箇所もありません。ただ判りやすいということはよくできた話で複雑さを捨象して通説や独りよがりに依拠した床屋政談レベルなのかもしれません。それでも面白いのでお奨めします。
●ただ組織を飛び出す布石として著者の勧める論文寄稿はいやだなあ、匿名性守れないでしょ。うーん、業界だけに名前がとどろくようないい方法は無いのでしょうか。転職のための自己PRの手段を相当塞がれているのにアメリカの手法を執拗に導入する財界はいいとこどりのわがまま娘のようですね。
●それから雑用を引き受けるなっていうのは明らかに中高年向けのメッセージですよね。これ若手に同じようにしろと・・・・・、
空気を読みすぎて本当に試されている瞬間に決起できないのは社会の害悪だと思われますが、
ただそういう立ち上がらなければいけない空気を読んではいけない瞬間を突破するには普段から奇矯な振る舞いはしないほうがいいんじゃないでしょうか。普段従順な人がなんだかきな臭いことを言い出しているというのは威圧感があるしひとの目をひきつけます。そういう風にいざというとき衆望を集めるためにも平時においては雑用を無難にこなす必要があると思うんですが。普段からはねっかえりだと「ああまたなんか言ってる」的な失笑で応えられるという結果しか招かない気もします。ただ雑用一切まかりならんというエキセントリックなキャラ作りは示威行動として有効な気もします。そういう奴だと刷り込めばしめたという気もするし。どっちがいいんでしょう。
●東大が一番かは別として受験競争に勝利することは新しい発見をする力には結びつかない、そういう主張ですが、ただ私思うに身の回りの便利なものを調べるとどう考えても有力大学のひとが作った物の方が多いんですけど。独創性をそぎ取ると著者が主張する受験勉強に過剰に適応してしまったのにもかかわらず何で独創性が残ったのでしょうか。それが疑問です。教えて欲しいです。あと10代は遊びにスポーツもバランスよくとおっしゃりますがやはり極端に何かにかぶれるのも一興だと思いますが。本当にバランスのいい若者ってそれこそ新しい物を発見する力にほど遠い気がします。第一面白くなさそうですね。受験勉強はおいておいて何かに極端に集中して取り組む、執着する、悪くないと思いますけど。織田信長もかぶくという習俗にとことんのめりこんだんでしょう。バランスがいい日々を送っていたらあんな怪将は果たして生まれたのかどうか。
5.0 努力のベクトル
自分のまわりには、国民年金すら払うことが出来ない日給¥7〜8,000
の日雇い派遣で働く人や、社会的に必要な職業なのに、いつまで
経っても手取り十数万で、結婚どころか自分の生活もカツカツな
介護ヘルパーや保育士がいる一方で、大して汗を掻いていそうに
ないのに年収数千万円以上稼ぐ人たちがいる(いた)。

筆者は、日本人は一部の例外を除いて、基本的にはしっかり働く
民族であり、両者の間に努力の差はあまり無いとしている。ワーキング
プアやニートになってしまった人、子供の頃から頑張って一流大学
を入学・卒業したにもかかわらず、見合ったリターンを得られてい
ない人も、決して自ら望んでこのような生活になったのではなく、
その努力が報われないままモチベーションが低下し、今に至っている
旨を説いている。

筆者によれば、その両者の違いは『努力の方法の違い』『「見た目が
十割」であることをフルに活用した自分自身を売り込む能力』である
と言い、魑魅魍魎が跳梁跋扈する世の中を生き抜くヒントを自らの
体験を交えて説いている。
詳細は本書を読んで貰いたいのだが、『無駄な努力にリソースを費
やさない』『努力が継続できそうな自分の好きな事をする』『潮目
を見て行動に移す実行力』がカギであり、その内容には大きく頷け
るものがあった。

また、100%ではないにせよここ20年…いや、10年で、もはや『謙虚
は美徳』という日本人独特の価値観はかなり薄くなってしまったと
感じているのは私だけではないはず。それに気付くことが出来ない
限り、努力が報われるのは難しいのかも知れない。
4.0 報われる努力の仕方
 アピール力に優れた人間が評価されるのがポストバブル期だと著者は言う。
他の著書にもある通り、「高学歴ならば安泰」ということにも懐疑的。
出世の第1条件は「疲れないこと」、そして「声のデカさとアピール力」が
大事だという。
 たとえば、文科系の官僚が他人の専門知識を横取りして自分の手柄にする話。
専門知識が必要とされる分析・調査などを技術官僚にやらせた上で、文科系の
官僚は技術系の官僚から話を聞く。そしてその話を自分なりに噛み砕いて役所
の幹部や政治家に上手く説明すると。
 また、パワーポイントを上手くつくれる技術よりも、人が作ったパワーポイ
ントをわかりやすく説明する(自分の手柄にする)能力が重要だという。
なんだが嫌な感じもするが、「ただ頑張るだけではだめ。効果のある努力を」
という意見には共感できる。
2.0 視点が不充分
格差社会と銘打っているが、本書は筆者のように比較的安定な環境・立場を享受しつづけてきた中高年層の視点から見るもので、世代間格差や若年勤労者の抱える問題については見事に議論を避けている。また、私大出身の筆者が旧帝大出身者中心の官界で冷遇されたことは容易に想像できるが、現在であればそのような業種を選んだ自己責任で斬って捨てられることでしかない。その点でページの多くを東大出身者や東大生への恨みつらみに割き、挙げ句に葬式の想像描写まで加えていることは本書を手に取る多くの若い読者には無意味であろう。筆者のように私大文学部から市役所、キャリア官僚、税金で留学、公立大学教員という経歴をたどれたこと自体が多くの若年層にとってはもはやありえない。格差社会の詳しい現状分析を期待する読者には適当でない可能性が高く、むしろサラリーマン向けの処世術指南といった内容である。
3.0 次は市長を目指す
「ボンボン高学歴者」、「威張りーマン」、「ビルメン老人」など、命名の仕方に、学者さんらしくからぬ、関西風味付けが施される。ちょっとドギツクもあるが印象的で、内容理解に随分と役立っている。言い換えれば、意識的に庶民的装いを施してある。好みが分かれるところであろう。

さらに、「敗者」にはあくまで親切で暖かい眼差し、「勝者」には冷静な観察眼をもって語ることを基本としているが、随所でその「行き過ぎを是正するブレーキ痕」がみられるなど、とにかくバランスのとり方が抜群である。

また、内容は、著者の実際の経験や統計資料などにも裏打ちされた、説得力のあるものとなっているし、最後には政策提言も披露しており、「門前書」としては十分な読み応えがある。

ところで、著者のcareer pathの先には、地方公共団体の首長すなわち知事や市長の職責が見えているのではないだろうか。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 1Q84 BOOK 1
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
2位 1Q84 BOOK 2
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常2~5週間以内に発送
3位 ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
おすすめ度: 価格: ¥ 2,850  通常2~4週間以内に発送
4位 天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常2~4週間以内に発送
5位 ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  在庫あり。
6位 赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。
7位 忌野清志郎 ロッキングオンジャパン特別号―1951-2009
おすすめ度: 価格: ¥ 1,050  在庫あり。
8位 2‾3才からの脳を育む本―おうちで出来るカリキュラム満載 (セレクトBOOKS)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,365  通常4~8日以内に発送
9位 やめる力
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  在庫あり。
10位 ザ・十和子本
おすすめ度: 価格: ¥ 2,100  在庫あり。