受賞のキーワードは傾向と対策
本が売れなくなり、本を読む人が減っているのに、新人文学賞を目指す人の数がぐんぐん増えているそうだ。不思議である。と、言っている自分が、いろんな新人賞に応募経験があったりする。
これも、不思議である。
しかし、応募の結果はちっとも不思議ではない結果になっているのが無念だ。
この本によると、作品と新人賞には相性があるのだそうだ。
作品がよくても、賞に入らないときもある。
そんなとき、別の賞に応募すると、入選したりする。
逆に、相性がよければ、それほどでもない作品が入賞することもあるそうだ。
受賞後、なかずとばずの作家は数多いし、落選して、その後売れっ子作家になった人も数多い。
つまり、受験だろうが、就職だろうが、文学賞だろうが、相手をよく研究し、対策を練ることが重要ということになる。
で、45もの新人文学賞について、傾向と対策が書かれている。
各賞ごとに、賞の傾向分析と、内容、締め切り時期、選考委員などのデータが掲載されている。
なんだか、偏差値表と学部学科内容をにらみながら、受験校を選んだ、あのころを思い出してしまった。
いいかも!
数多くある文学賞の中で、ジャンルごとに詳細な情報が記載されている本書は、投稿する者にとっては賞を選ぶための良い指針となるはずです。 それぞれの文学賞における、これまでの概要やどういった賞なのかということ、また下読みさんによる原稿についてのアドバイスや、公にされない情報などもあり、必見です。 多少、時期的に現在は内容の変更や審査員の変更などもあるのですが、これから、若しくは過去に投稿を重ねてきた人には有益な情報が満載です。「応募する賞を知らなければ、賞などとれる訳がない!」のです。自分の作品が果たして応募する賞に合っているのか、参考にしてみてはいかがでしょうか。